夏場の冷え性がつらい!原因を知って体質改善をしよう!

夏の冷え性

6月ももう終盤となりましたね。
気温も上がって蒸し暑い日もちらほら見受けられ「今年も夏が来る…」と実感していますが、夏になると“冷え性”に悩まれる方もいるのではないでしょうか?
特に手足やその先端が冷える末端冷え性の女性は多いんだとか。

暑いのに冷えるってかなりつらいですよね。
ですがその原因、実は“夏特融のある習慣”によって引き起こされているんです。
今回はそんな夏に起こる「冷え性」の原因と改善策について紹介させていただきます。

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冷え性には種類がある

冷え性は全体的に男性よりも女性の方が多いそうです。
また、「冷え性」と一言でいっても冷える部位は大きく4つに分けられています。
では、1つずつ見てみましょう。

手足が冷える「末端冷え性」

手足やその先端が冷えるのが末端冷え性。
主に10代~20代の若い女性に多く見られ、その中でも痩せている方や過度なダイエットを行っている方の割合が多いそうです。

ダイエットによってエネルギー不足になることで血行不良に陥り冷えの原因となります。
また、代謝も落ちるため汗をあまりかかない方も末端冷え性の可能性が高いです。

ぽっちゃり体型に多い「内臓冷え性」

ぽっちゃり体型で特に30代以降の女性に多く見られます。
汗をかくことによって冷えることが多く、二の腕や下腹部、太ももが冷えやすかったりお腹に張りを感じることがあるそうです。

「内臓冷え性」は「隠れ冷え性」といわれるだけあって初期段階では手足や体の表面上には冷えが感じにくく自覚のない方も多いんだとか。
しかし改善しないと内臓は冷え続けてしまうので対策をとる必要があります。

男女ともに見られる「下半身冷え性」

下半身が冷える冷え性は主に30代以降の男女で多く見られます。
長時間のデスクワークによって下半身の筋肉が硬直し血液のめぐりが悪くなることで冷えを引き起こすそうです。

また、デスクワークでなくても運動不足によって筋肉が減退している方も当てはまります。

年中低体温の「全身冷え性」

1年中体温が低く、若者や高齢者に多く見られます。
年間通して常に寒さを感じているタイプなので中には自覚症状のない方も多いんだとか。

しかし改善せず放置しておくとあらゆる病のリスクとなるため、生活習慣や運動面の見直しが必要となります。

その他にもこんな冷え性が

上記4つが主な冷え性なのですが、中にはこんなものもあります。

【混合冷え性】
「手足の先も冷たいけど下半身も冷える…」といった方もいるのではないでしょうか?
このタイプの方は末端冷え性と内臓冷え性が合わさった「混合冷え性」といいます。
この場合は末端と内臓の両方で改善することが望ましいです。

【ほてり冷え性】
「何もしてないのに上半身(顔含む)がほてるんだけどなんで?」という方は「ほてり冷え性」かもしれません。
ほてっているんだし冷えとは関係ないだろうと思われる方もいるかと思いますが、末端冷え性や内臓冷え性が進行するとほてりの症状が起こるそうです。

自律神経の乱れが関係していることからストレスや生活習慣の改善が必要となります。

冷え性が起こる原因とは

冷え性が起こる原因は大きく4つあります。

1.筋肉の減退・筋肉量が少ない(血液が循環せず冷えの原因となる)
2.ストレスによる自律神経の乱れ(交感神経が優位になり血行不良となる)
3.ホルモンバランスの乱れ(自律神経が影響を受け冷えの原因となる)
4.生活習慣の乱れ(食事・運動・服装などによっては冷えの原因となる)

こう見ると男性よりも女性に冷え性の方が多いことに納得できます。

夏の冷え性は何が原因?

夏に起こる冷え性は夏だからこその原因があるのでそちらも見てみましょう。

1.冷房の効いた室内に長時間いる
2.体を冷やす食べ物や飲み物をよく摂る
3.肌が出る服装をよくする
4.運動不足

いかがでしょうか?
どれも夏だとやりがちですよね。

これが当てはまったら冷え性かも

冷え性が起こる原因について説明しましたが、実際自分が冷え性かどうか気になりませんか?
冷え性になりやすい項目をのせておきますので、ぜひ自分が当てはまるかどうかチェックしてみてくださいね。

■寒くないのに手足が冷たい
■ずっと冷房の効いた室内で過ごしている
■入浴する際は湯船につからずシャワーで済ませる
■運動習慣が全くない
■冷たい食べ物や飲み物を摂ることが多い
■服装は薄着が多い
■痩せにくいと感じる
■就寝時間や起床時間が毎日バラバラ

これらの項目で当てはまるものが多いほど冷え性になる可能性が高くなります。

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夏の冷え性がもたらす体の不調

夏の冷え性に悩んでいる方、身体に不調は出ていませんか?
冷え性を改善せずにいると以下のような症状が体に起こります。

■体が疲れやすくなる
■頭痛
■めまい
■腰痛
■肩こり

冷え性の中でも特に若い女性に多い末端冷え性は肩こりや頭痛が起きるそうです。
すべて冷え性による血行不良によって起こるので、しっかりと体質改善をする必要があります。

夏の冷え性の改善方法を紹介

ではここからは冷え性の改善方法を紹介していきます。
食事面・生活面・運動面で分けて説明しますので参考にしてみてください。

食事面での改善方法

食品によって体を冷やすものや温めるものがあることはご存じでしょうか?
夏に冷え性が起こる方は体を冷やす食品を摂りすぎている可能性があります。

【体を冷やす食品】
野菜:レタス、キャベツ、ナス、きゅうり、トマトなど
果物:メロン、パイナップル、梨、スイカ、パイナップルなど
飲料:緑茶、抹茶、麦茶、牛乳、豆乳、コーヒーなど
調味料:酢、マヨネーズ

食品をみてお気づきの方もいるかもしれませんが体を冷やすのは夏の食品が多いんです。
冷え性の方はこれらを控えた方が良いでしょう。

【体を温める食品】
野菜(豆含む):玉ねぎ、にんじん、カボチャ、ごぼう、小豆、黒豆、納豆など
肉:脂肪分が少ない肉(鶏肉、羊肉など)
魚:鮭、鯖、まぐろ、タラ、かつおなど
調味料(香辛料含む):味噌、黒酢、醤油、胡椒、ニンニク、ショウガ

体を温める食品は野菜だと根菜類が多いようですね。
色が濃い食品(赤、橙、黒)がいいということを覚えておきましょう。

また、夏は特に暑さ回避のために冷たい飲み物・食べ物を摂りたくなりますが、体を冷やす原因になります。
冷え性改善のためにもそれらは控えて温かいものや常温のものをなるべく選ぶようにしてみてください。

生活面での改善方法

【入浴】
「冷え性だから熱いお風呂に入るようにしている」という方いませんか?
実はこれ、冷え性に逆効果なのです。
身体の冷えが気になるときや冷え性の方はぬるめのお湯(39~40度)にゆっくり(15~20分程度)入る方法が冷え性改善にいいとされています。
普段シャワーだけで済ましがちな方もこれを試すだけでだいぶ違うと思いますよ。

【服装】
夏だと特に薄着になりますよね。
暑いししょうがないっちゃしょうがないです。
なので夏場でも長袖で生活しろなんて鬼みたいなことはいいません。

そこで気を付けていただきたいのがインナーです。
インナーはお腹がしっかりと隠れる丈を選ぶようにしましょう。
インナーを着ることでお腹や腰まわりの冷えを防いでくれます。
くれぐれもへそ出しスタイルなどは控えるようにしてくださいね。

また、夏の電車や室内は冷房が効いていて冷えの原因になるので、薄手の上着やストールを持ち歩くようにして体質改善に努めましょう。

ホットヨガで冷え性改善もおすすめ

冷え性の原因には運動不足によるものがありましたよね。
なので体を動かすことでも冷え性は改善することができます。
とはいってもハードな筋トレやランニングはなかなかつらくて長続きしませんし、汗をかいて冷え性悪化ということも…。

そこでおすすめしたいのがホットヨガです。
中でも溶岩ホットヨガで評判の「AMI-DA(アミーダ) 」ではスタジオに天然用岩石を用いており、遠赤外線効果によって体を芯から温めることができるので冷え性改善にはもってこいなんです。
手足の先端まで血行がよくなるので末端冷え性にも効果的なんですよ。

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体質改善して夏の冷え性とおさらば

今回は夏に起こる冷え性や改善策について紹介しました。
この記事が末端冷え性に悩む若い女性から高齢者にも多い全身冷え性まで「冷え」に対して悩む全ての方のお役に立てたら嬉しいです。
対策方法などぜひ取り入れて夏の冷え性体質を改善してみてください。