ヨガインストラクターになれる年齢?7つのポイントから解説

最近は10代20代の若い方だけでなく、産後ヨガや子育てがひと段落した後の習い事としてヨガを始めたことがきっかけで、ヨガインストラクターの仕事に興味を持つ方が少なくないようです。

でもヨガインストラクターというと、若くてスタイルの良い綺麗な人というイメージが強く、

「もう40代だし、今からヨガインストラクターになるのは無理だ」

と自己完結して諦めてしまう方が大多数のようで、私としてはもったいなく感じています。

何故かというと、私の周りでは40代でも美しい、いわゆる「美魔女」と言われるヨガインストラクターの方々が大勢活躍していらっしゃるのを日常的に見ているからです。

まるで頭の上から見えない糸で引っ張られているかのように、すらっとした姿勢。

「立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花」という言葉が示すように、しゃんとした姿勢の良い女性には品の良さを感じますよね。

ヨガインストラクターという職業柄、普段から背筋を伸ばし腹式呼吸することを意識しているため正しい姿勢を保つことができ、どの方も若々しく見られる様です。

そこで今回は、

  • ヨガ未経験者からヨガインストラクターを目指す場合年齢は関係はあるのか
  • 40代以上でも需要はあるのか

などについて、7つのポイントから考えてみたいと思います。

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ヨガインストラクターの年齢①年齢に制限はあるの?

年齢を重ねていくと物事に制限がかかることが少なくありませんが、
ヨガは年齢に関係なく生活に取り入れることが出来るのが人気のひとつです。

ヨガインストラクターを目指そうと思ったとき、年齢は関係あるのでしょうか?

悩んでいる人
悩んでいる人
30代から目指すのは遅い?
40代からでは無理?

いいえ、そんな事はないはずです。

ヨガは本来、年齢に制限されることなくどの年代の方にも楽しんでもらえるものです。
ヨガは種類も豊富で、ダイエットヨガ、リラックスヨガ、マタニティヨガ、シニアヨガなど、高齢の方や妊娠している方など、様々な用途に対応したものが用意されています。
重ねてきた年齢もうまくヨガに取り入れ、活かすことも出来るのです。

ヨガインストラクターの年齢②20代が一般的?


身体を使うのでヨガインストラクターを目指すのは体力のある20代が一般的かと思いきや、実は20代のインストラクターは意外と少ないです。

冒頭でもお話したように、ヨガを始めた年齢が20代の人よりも30代40代の人の方が多いからです。
リラックスやストレス解消、体形維持を目的とした習い事として始めた方が多いようですね。

このように、趣味で始めたヨガがきっかけとなってインストラクターを目指す人が多いので、20代でヨガインストラクターを目指す人より、30代40代から目指す人の方が多いように感じます。

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ヨガインストラクターの年齢③30代40代でも需要がある?

いくら20代よりもヨガインストラクターの数が多いとはいっても、やはり現場では若い方が需要があるのではないかと心配になりますよね。

安心してください!
30代40代のヨガインストラクターの人気は、とても高いです。

たとえばマタニティヨガの場合、20代のインストラクターよりも妊娠出産、育児を経験した30代40代のインストラクターが人気だったりもします。

ヨガインストラクターにとって重要なのは、お客様と会話をしコミュニケーションを深めること。

お客様と年齢が近づくと、それだけ共感できる部分も増えるということです。
30代40代女性の習い事としてヨガの人気が高いということは、そのお客様がヨガに求める物の背景にある出来事や理解、共感できる同世代の30代40代のヨガインストラクターが求められるのもごく当たり前のことですよね。

このように、ヨガインストラクターは若ければ良いというものではありません。
お客様の年代も様々ですので、ヨガインストラクターは年齢に制限なく幅広く活躍しています。

ヨガインストラクターの年齢④50代では無理?

30代40代のヨガインストラクターの需要が大きいのはわかりましたが、50代でヨガインストラクターはさすがに難しいのでは?と思っている方もいるのではないかと思います。

結論から言うと、50代からでもヨガインストラクターを目指すことは十分可能です。

ヨガインストラクターは年齢の幅が広いと最初にお伝えしたように、
ヨガインストラクターになるのに年齢に制限はないのでは?というのが私の考えです。

私の知っている中では、50代のヨガインストラクターで介護施設にて入居者様にヨガのレッスンを
行っている人もいます。
介護施設や習い事としてのシニアヨガも広がってきているので、これからの高齢化社会を考えると
50代のヨガインストラクターの需要はますます増えていくだろうと思います。

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ヨガインストラクターの年齢⑤時間が気になる

スクールに通い資格を取得してからヨガインストラクターになろうと考えている方も
いらっしゃると思いますが、
ヨガインストラクターの資格は公的資格ではないので、必ずしも必要ではありません。

例えばヨガの資格というと\RYT200/を思い浮かべる方が多いと思います。
でもRYT200のヨガ資格を取得しようとすると、スクールに通う必要があります。

ちなみにこの200というのは、取得のために必要な講座時間です。
つまり200時間の中で、知識の学習と実技の習得が必要になります。
資格取得にかかる費用も400,000円〜500,000円とスクールによって幅があり、全てのスクールがRYT200の基準を満たす訳ではありません。

どこのスクールを選べば良いか考えるのははかなりの難題ですし、200時間を割くための生活を送るのにもそれなりの準備が必要になりますよね。

そして何より、

悩んでいる人
悩んでいる人
「この年齢からスクールに通わなければいけないのか・・・」

と億劫に思うのではないでしょうか?

そこでおすすめなのが、ヨガ未経験者歓迎の会社に正社員として入社し研修を受けヨガスキルを身に着けること!
働きながらヨガの知識と技術を身につけられるので、時間のロスはスクールに通うより少ないはずです。

ヨガインストラクターの年齢⑥体力が問題

一見優雅に見えるヨガですが、実はゆったりとした動きからは想像がつかないほどの運動量があります。
そのため、体力を考えると1日に受け持つレッスン数はできるだけ少ない方が良いでしょう。

正社員ヨガインストラクターが1日に受け持つレッスン数は、会社によって異なります。
1日のレッスン数や1回あたりのレッスン時間が多いケースだと、体調を崩しせっかく憧れて就職したヨガインストラクターの仕事を休まなければならなくなった人もいるようです。

年齢がいくら若くても体力が追いつかなくては、話になりません。
年齢が上がれば体力が下がりますが、経験を重ねていくうちに体力配分がうまくできるようになると思います。

下記は各大手ヨガスタジオにおける、正社員ヨガインストラクターが1日に受け持つレッスン数です。

各ヨガスタジオの1日のレッスン数
  • 「LAVA」        1回60分×3本
  • 「AMI-IDA(アミーダ)」 1回45分×2本
  • 「CALDO」  1回60分×3本
  • 「O&LUBIE」 1回60分×3本
  • 「LOIVE」 1回60分×3本

大手5社の中でAMI-IDA(アミーダ)は、求人ホームページに「1日2レッスン」と書いてあるので、一番長く続けられる環境が整っている印象を受けます。

1回45分と、1レッスンの時間が短いところも魅力的。
せっかく好きな仕事に就くのなら、長く続けられる環境が整っている会社へ入社することをおすすめします。

ヨガインストラクター年齢⑦募集要項をチェック

20代でなくても、ヨガインストラクターを目指せる!ということは、この記事を読んで分かっていただけたと思います。
では、実際のヨガインストラクターの求人募集要項において年齢制限はあるのでしょうか?
大手5社のスタジオを見てみましょう。

AMI-IDA(アミーダ)採用情報

「AMI-IDA(アミーダ)」溶岩ホットヨガで急成長中

  • 月給 218,000円(固定残業20h/27,949円含む、超過別途支給)
    ※3ヵ月試用期間(給与等の変更なし)
  • 勤務時間 8:00~22:30(店舗による)実働8時間
  • 休日 年間110日 週休2日
  • 募集年齢 記載なし
  • 採用プロセス WEB説明選考会→2次面接(WEBもあり)→最終選考(来社)→内定→プロフェッショナル実践コース→店舗配属

ネイル・髪色自由!おしゃれを楽しみながら働ける!

アミーダのサイトには高卒採用ページがあります!
つまり、10代からヨガインストラクターが目指せるということですね。

LAVA採用情報

「LAVA」業界大手

  • 月給

エリア限定社員 235,000円~295,000円
全国勤務社員 255,000円~335,000円
試用期間中 215,000円

  • 勤務時間 7:00~23:00(シフト制)
  • 休日 週休2日(シフト制)
  • 募集年齢 記載なし
  • 採用プロセス 一次面接&実技(オーディション)→最終面接(役員面接)→内定→採用

 

CALDO採用情報

「CALDO」リーズナブルなホットヨガ

 

  • 給与 月給210,200円~333,900円
  • 勤務時間 9:00~23:00(シフト制)
  • 休日 週休2日制:8日休/月
  • 募集年齢 記載なし
  • 採用プロセス 書類選考→面接→内定→採用

 

O&LUBIE採用情報

「O&LUBIE」元祖ホットヨガ

 

  • 給与 月給240,000万円~360,000円
  • 勤務時間

平日  9:00~22:00(店舗による)
土日祝 8:00~19:00
※シフト制

  • 休日 週休2日制(シフト制)
  • 募集年齢 記載なし
  • 採用プロセス 書類選考→面接(1~2回)→内定→採用

 

LOIVE採用情報

「LOIVE」手ぶらでホットヨガ

 

  • 給与 211,000円~271,000円

※一人暮らしの場合は上記に加え住宅手当を支給

  • 勤務時間 9:00~23:00(シフト制)
  • 休日 月7回(毎週月曜日定休日を含む)
  • 募集年齢 記載なし
  • 採用プロセス 面接→内定→採用

 

どのスタジオも年齢は出ていませんが、
会社は、長く働いてくれる人を求めるので、30代40代だけでなく
20代を積極採用している会社は多いと思います。

ヨガインストラクターになれる年齢ってどれくらい?まとめ

今日はヨガインストラクターになることができる年齢について、7つのポイントから解説してみました。

ヨガインストラクターは年齢関係なく働ける仕事です。
マタニティヨガやシニアヨガなど、ヨガの種類によっては年齢が高い方が需要が多いケースもあります。
特にシニアヨガは高齢者施設のプログラムとして取り入れている施設も多く、50代のヨガインストラクターが活躍できる場もたくさんあります。

年齢制限がなく未経験から採用OKで、働きながらヨガインストラクターの知識とスキルを身に着けられるヨガスタジオは、本日ご紹介した大手5社をはじめ、たくさんあります。
もし年齢をネックと感じている方がいらっしゃるのなら、ヨガインストラクターの夢をあきらめず目指してみてください。

また、ヨガインストラクターとして働く上で、安心して働ける環境があるとプライベートもより充実するのではないでしょうか。
AMI-IDA(アミーダ)のように1日のレッスン数をきちんと設定してあり、運営を上場企業がしっかりおこなっているスタジオだと、安心して仕事もプライベートも楽しむことができますよ。

また、AMI-IDA(アミーダ)では店舗運営のノウハウもしっかり学べるので、ヨガインストラクターとしてレッスンを行うだけでなく店長やマネージャーとしてヨガに関わることも出来ます。
年齢を気にせず、ヨガインストラクターになりたい!という夢に挑戦してほしいと思います。