胸がざわつく原因って?漠然とした不安感を対処するにはどうしたらいいのか

胸がざわつく原因│漠然とした不安感の対処法はある?
「胸がざわつく…」
「漠然とした不安感に襲われる」

こういった症状で悩んでいる方は、きっとたくさんいらっしゃることと思います。

とくに季節の変わり目などは心や体が敏感となり、違和感を覚える日が増えているのではないでしょうか?

また、症状を具体的に表すことができず、どう対処していいのか分からない方も多いと思います。

そこで今回は胸がざわつく・漠然とした不安感の原因や対処法についてお話します。
悩んでいる方の解決に繋がれば幸いです♪

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胸がざわつく原因・漠然とした不安感の原因

胸がざわつく原因・漠然とした不安感の原因

まずは胸がざわつく原因と漠然とした不安感の原因についてお話します。
自分に当てはまるものがあるか確認してみてくださいね!

自分に対して制限をかけている

自分には無理」「自分には向いていない」など意識していないところで自分に制限をかけていませんか?これは潜在意識に「何もしなくていいよ」と言っているようなもので向上心の低下に影響してきます。

とくに年齢による制限をする方が多くいます。
もう歳だから」が口癖になっていませんか?
気持ちまで沈んでしまうのでなるべく口にしないよう気をつけていきましょう。

更年期で精神が不安定になっている

45歳~55歳の頃に迎える更年期。
この時期はホルモンのバランスが不安定となり、突然胸がざわつく、漠然とした不安感に襲われやすくなります。更年期の女性のおよそ7割が心の不調を経験しているそうで、決して無視できない問題となっています。
先ほど説明した「年齢による制限」も更年期によくみられる症状です。

ストレス環境下にある

外部からの刺激は心にも大きく影響します。
ストレスといっても心の病だけではなく天候や騒音などの環境的要因、病気や怪我などの身体的要因、人間関係が上手くいかないなどの社会的要因というように、日常の変化でストレスを感じやすくなっています。
そのため、就職や結婚など嬉しい出来事でも環境の変化からストレスに繋がることがあります。
今自分がどういう環境にいるのかしっかり把握しておくことも大切です。

真面目で責任感が強い気質がある

これは性格になりますが、真面目な方や責任感が強い気質がある方もそのプレッシャーから漠然とした不安感を抱きやすい傾向にあるようです。
もともと日本人はセロトニンという不安感をコントロールする神経伝達物質の量が少なくなりやすい遺伝子を持つ人が多いそうなので、他の国に比べると遺伝的に胸のざわつきや不安を感じやすくなっています。
そのため、原因に遺伝が絡んでいるかもしれないと知っているだけで、多少なりとも不安感を軽減することが出来るかもしれません。

胸のざわつき・漠然とした不安感の対処法

胸がざわつく原因│漠然とした不安感の対処法はある?

当てはまる原因はありましたでしょうか?
原因を理解するだけでも症状に変化がでてくると思いますが、対処法を取り入れることでさらに症状が軽くなると思います。
どう対処していいか分からない方は、まず下記の方法を試してみてくださいね。

深呼吸

まずはゆっくりと深呼吸してリラックスしてみましょう。
胸がざわついたり、不安が押し寄せたとき身体は緊張した状態です。深呼吸を繰り返すことで、気持ちが落ち着かせ、全身の緊張をほぐしてあげてください。

やりたい事や目標を書き出す

「映画を見たい」
「新しい習い事を始めたい」
「来年までにいくら貯金する」など
目標や心の中で思っている事を紙に書き出してみましょう。
書いているうちに気持ちが明るくなり自分の可能性を広げることができます。
書くときのポイントは、出来ないと思っていることもとりあえず書き出してみることです💡
紙に書くのが大変という方は、スマホのメモ機能を活用してみてください。

セロトニンの分泌を増やす

幸せホルモンと呼ばれる「セロトニン」。
セロトニンの分泌量が増えると精神が安定し、胸のざわつきや漠然とした不安感を抑えることができます。

セロトニンを増やす方法として有効的なのが日光を浴びること🌞
太陽の光が網膜を刺激してセロトニンの生成機能を向上してくれます。
朝起きたらカーテンを開けるだけでもセロトニンが増加し幸せな気持ちになりますよ♪

食生活を見直す

胸のざわつきや、漠然とした不安を感じるのは食生活に原因があるかもしれません。
カフェインや塩分・糖分を過剰に摂取し栄養バランスが偏っていると心身の不調へと繋がります。
特にカフェインや糖質の摂りすぎに注意して、バランスの良い食事を心掛け水分補給をしましょう。

また、セロトニンの分泌を促すたんぱく質、ビタミン、ミネラルの入った食べ物も積極的にとりたいところ。
たとえば、セロトニンやメラトニンの合成に必要となるトリプトファンを摂るには、鶏ひき肉やカツオ、豚レバーがおすすめです。

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胸がざわつく…病気の可能性はある?

胸のざわつきが一時的なものであれば、そこまで心配する必要はありません。
しかし、1週間以上続いたり胸のざわつきに加えて胸が締め付けられる感じがする場合は「狭心症」の可能性も考えられます。

狭心症とは、心筋(心臓を構成する筋肉)へ酸素と栄養素を送るための血管が細くなり、心臓へ十分な酸素が行き届かず血流が悪くなる病気です。酷くなると心筋梗塞に移行する恐れがあります。

再発・心筋梗塞を防ぐためにも、違和感がある際は早めに医療機関へ相談しましょう。

心臓の違和感が発生しやすい季節って?

実は寒い時期になると心臓の違和感を感じやすくなります。
なぜなら、気温の低い外から突然温かい室内に入ると、急激な温度変化で血管が収縮しやすくなるからです。

逆に、夏の暑い外気からいきなり冷房の効いた室内に入れば同じように違和感を感じることもあるでしょう。

また、季節関係なく気圧の変化によって自律神経が乱れ違和感を感じることもあるかもしれません。

朝に感じる漠然とした不安感の原因と対処法

胸がざわつく原因│漠然とした不安感の対処法はある?

朝起きた時に漠然とした不安感を抱くという人もいると思います。
これは、睡眠中にリラックスした脳が目覚めと共に活動しはじめ、反動のように心配事が湧いてくるからです。

対処法としてできることは

  • アラームを起床時間の10分前にセットすること
  • 朝のSNSタイムをやめる

まずはこの2つを取り入れてみてください。

起床後に余裕を持つことで余分なストレスや遅刻するかもしれないという不安を防ぐことができます。
また、朝にSNSをチェックするという方もいると思いますが、これは脳のエネルギーを大量に消費してしまうので控えるようにしましょう。
頭がクリアになって気持ちのいい朝が迎えられますよ♪

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胸のざわつきや不安感は原因を把握し適切に対処しよう

胸のざわつきや不安感は原因を把握し適切に対処しよう

胸がざわつく・漠然とした不安感には何かしらの原因があると思います。
原因を曖昧にしているとどんどんマイナスな方向に進み悪化する恐れがあります。
まずは原因を考え自分の気持ちとしっかり向き合っていきましょう。

そして、その後は適切に対処していきます。
最初は難しいかもしれませんが習慣にして繰り返すことで症状が軽くなってきます。
出来る範囲からゆっくりと始めてみてくださいね。

ABOUTこの記事をかいた人

幼少期からバレエを習い、学生時代にはダンスサークルに所属していた私は、常に身体を動かすことが大好きでした。大学卒業後は大手企業に就職し、営業職として働き始めましたが、忙しい日々の中でストレスが溜まり、体調を崩すことが多くなりました。 そんな時に出会ったのがホットヨガでした。ヨガを通じて、心と体のバランスを取り戻し、ストレスを解消することができると実感し、次第にヨガの魅力に引き込まれていきました。3年間勤めた会社を辞め、ヨガインストラクターの道を歩むことを決意しました。 スタジオで正社員として経験を積んだ後、30歳という節目にフリーランスとして独立することを選びました。 リラックスした雰囲気の中で身体を動かし、呼吸を整えることを大切にしながら、一人ひとりのニーズに合わせた指導を行っています。また、ヨガ哲学やマインドフルネスの要素を取り入れ、内面からの健康をサポートすることを目指しています。