ゴールデンウイーク明けにかかりやすいとい言われている
“五月病”
- なんとなく体調が悪い
- やる気が出ない
- 学校や仕事に行きたくない
五月病は誰にでも起こり得るものです。
この記事では、五月病についての理解を深めると同時に、ストレスをうまく管理し、気分転換を図る方法についても探っていきます!日常生活において、自分に合ったストレス対処法を身につけることが、五月病を乗り越える鍵となるでしょう🔑✨
目次
五月病とは
4月の入学や就職にともない学校や職場で新たな生活がスタートします🌸
新生活はワクワクする一方で、慣れないことも多く知らず知らずのうちにストレスがたまるものです😣🌀特に、新しい環境に適応するためには多くのエネルギーと時間が必要です。そのため、気づかないうちに無理をしてしまうことも少なくありません。
また、仕事の内容や環境が自分に合っていないために「適応障害」を起こしていることもあります。この適応障害は、職場や学校でのパフォーマンスが低下したりといった普段とは異なる行動が見られるようになります。心身の不調が一週間以上続くようなら、一度病院に行くと良いかもしれません🏥
新年度が始まって1カ月が過ぎた5月頃には
- 身体のだるさ、疲れやすさ
- 意欲がわかない
- 物事を悲観的に考えてしまう
- よく眠れない
- 食欲がない
などの心身の症状が現れやすいです。
これを「五月病」といいます。
五月病は、正式な医学用語ではありませんが
一般的に、この季節に学生や新入社員に起こりやすいため、こう呼ばれています。
五月病の原因
五月病の主な原因は、環境の変化に伴うストレスや、期待と現実のギャップからくる失望感です。新しい環境での生活には、日常のリズムが乱れることも多く、これがストレスの一因となります。
さらに、周囲との人間関係の構築や新しい役割への適応に伴うプレッシャーも、五月病の発症に影響を与えます。
環境の変化
入学や就職に伴い、新しい学校や職場での生活が始まります。新しい環境に適応するためには多くのエネルギーが必要であり、その過程でストレスがたまることが多いです。
期待と現実のギャップ
新しい環境や役割に対する期待が高い場合、その現実とのギャップに失望し、ストレスを感じることがあります。これは、新しい目標や期待に対するプレッシャーからくるものです。
人間関係の構築
新しい学校や職場で新しい人間関係を築くことは、多くの人にとってストレスとなります。特に、他者とのコミュニケーションがうまくいかない場合、孤独感や不安感が強まります。
五月病の対処法
五月病への対応策としては、ストレスをためないことが大切です。
上手に気分転換できるように、日頃からご自分に合ったストレス対処法を多く身につけておきましょう。
規則正しい生活習慣
規則正しい生活習慣を維持することが重要です。
十分な睡眠を取ることで、体と心の疲れをしっかりと癒し、日中のパフォーマンスを向上させます。毎日同じ時間に寝起きする習慣をつけることで、体内時計が整い、より質の高い睡眠を得ることができます。
バランスのとれた食生活
バランスの取れた食事を心がけることも大切です。栄養バランスの取れた食事は、体の健康を保ち、ストレス耐性を高めます。特にビタミンやミネラルを豊富に含む食材を摂取することで、心身の健康をサポートします。
適度な運動
適度な運動を取り入れましょう。
運動はストレスを軽減し、気分をリフレッシュする効果があります。ウォーキングやジョギング、ヨガなど、自分が楽しめる運動を日常に取り入れることで、心身のバランスを保つことができるでしょう。
特に、ヨガは呼吸、ポーズ、瞑想を組み合わせて、心身の緊張をほぐし、心の安定とやすらぎを得るものです。日常の忙しさから離れ、自分に集中する時間を取ることで、新たな気づきを得ることができ、自分の感情にうまく対処できるようになると言われています。
仕事から離れた趣味を持つ
趣味やリラクゼーションも効果的です。音楽を聴く、読書をする、映画を見るなど、自分がリラックスできる時間を意識的に作りましょう。これにより、日常のストレスから解放され、気分転換が図れます。
親しい人たちと交流する
悩みやストレスを抱えたときは、信頼できる友人や家族とコミュニケーションを取ることも大切です。話すことで心の負担が軽減されることがあります。
無理をせず、自分のペースで進むことが大切です。
やってみよう!五月病を防ぐヨガポーズ
魚のポーズ
魚のポーズは、胸を開くことで身体の前面の筋肉を緩め、呼吸を整える百会のツボを刺激し、自律神経を調整してくれます。そのため、五月病の緩和に役立ちます。
ただし、高血圧や低血圧、または腰や首に問題がある場合は、このポーズを行わないでください。
魚のポーズのやり方
- 仰向けに寝て、両足を伸ばして揃えます。
- 手のひらを下に向け、お尻の下に置きます。
- 肩甲骨を引き寄せるように、両腕を伸ばした状態で近づけます。
- 息を吸いながら胸を天井に向けて持ち上げ、頭頂部が床につくように首を伸ばします。
- 腕で床を押すようにして体を支えます。
- ゆっくりと呼吸します。
- ポーズから元の姿勢に戻る際は、逆の手順を取ります。
英雄のポーズ
英雄のポーズは、ストレスを軽減し、精神を安定させ、体力を向上させる効果があります。これにより、五月病の症状を緩和し、新しい環境にスムーズに適応する助けとなるでしょう。
英雄のポーズのやり方
- まっすぐ立ち、片足を前に大きく出し、もう片方の足を後ろに引きます。
- 息を吐きながら、前に出した足の膝を曲げ、腰を下げます。この時、曲げた膝の角度が90度になるようにします。
- ゆっくりと息を吸いながら、両手を頭の上で合わせます。(合掌orばんざい)
- 目線は天井に向けたまま、背筋を伸ばしてゆっくりと反ります。この状態で数回呼吸をキープします。
- 反対側も行います。
キャット&カウのポーズ
キャット&カウのポーズは、背骨まわりを通る自律神経を刺激することで、ストレスを軽減し、身体全体のリラックスを促進するのに役立ちます。
キャット&カウのポーズのやり方
- 四つん這いの姿勢を取り、手は肩の下、ヒザは骨盤の下に置きます。
- 腰を反らせないように、おへそを軽く上に引き、背筋を伸ばします。
- ゆっくりと息を吐きながら、背中を丸めて尾てい骨を下に向けます。(視線はおへそに。)
- ゆっくりと息を吸いながら、尾てい骨を上向きにして背中を反らせ、胸を開きます。視線は正面を向きます。
- この流れを呼吸と合わせて3〜5回繰り返します。
五月病も吹っ飛ぶ?ヨガで心も身体もスッキリしよう
ヨガはポーズと呼吸法を組み合わせることで、心身の緊張を解きほぐし、リラックスさせることができます。
五月病でお悩みの方や、新しい季節に向けてリフレッシュしたい方は、ヨガを試してみてはいかがでしょうか。