ヨガにも好転反応がある?症状の種類とうまく付き合うコツ

ヨガの好転反応とは?症状の種類とうまく付き合うコツ
  • レッスン後、体のだるさを感じる
  • なんだか頭やお腹が痛い
  • 肌が荒れた

ヨガを終えた後のこういった一時的な体の不調は “好転反応” と呼ばれています。
特にヨガを始めたばかりの人は、この好転反応が起こりやすいとされているのです。

好転反応が原因で体の不調を感じると・・・

ヨガは自分に合わないんだ😟

と勘違いしてやめてしまう人が少なからずいらっしゃいます。

でも、実はそれとっても勿体ないこと!

そもそも好転反応とは
体が正常な状態に戻ろうとすることで起こる一時的な反応

そのため、そんなに心配する必要はありません。
ですが、好転反応による体の不調はなかなかつらいのも事実です・・・😣💦

そこで今日は、ヨガの好転反応について、起こるしくみや具体的な症状・うまく付き合う方法などについてお話します。

スポンサーリンク

ヨガの好転反応は体内のデトックスと骨盤のゆがみの改善の証

好転反応とは何か

ヨガを行うと、心や体にさまざまな変化を感じることがあるでしょう。

ヨガを始めたばかりや、久しぶりにヨガを行った場合に、レッスンの後、一時的に心身の不調に見舞われることがあります。一見するとただの不調ですが、実はヨガを始める前までに体内に蓄積されたきた毒素をデトックスし、身体を健康に導いているサインなのです✨

また、様々なポーズをとるヨガには、骨盤のゆがみを改善する効果があります。
骨盤が正しい位置に戻ることで体内の臓器も正常な位置に戻るため、その変化に伴い好転反応が起きると考えられているのです。

ただし、なんでも“好転反応”と決めつけるのは危険

好転反応は科学的根拠がありません。
レッスン後の心身の不調は“頑張りすぎ“が原因の可能性もあります。また、慣れないレッスンで呼吸が浅かったり、水分補給を適切に行えていなかったのかもしれません。

自分の心と体の声にしっかりと耳を傾けることが大切です。
症状が重かったり、1週間以上続くようであれば“好転反応”が原因ではない可能性がありますので、お医者さんに相談してみてくださいね🩺

ヨガの好転反応の症状


それでは、ヨガの好転反応が起きると具体的にどのような症状が出るのか、具体的に見ていきましょう。

  • 倦怠感や眠気
  • 肌荒れ
  • 筋肉痛のような痛みやしびれ
  • 頭痛
  • 下痢や胃痛といった消化器系症状
  • メンタルバランスの乱れ

倦怠感や眠気

ヨガの好転反応を一番自覚しやすいのは、体の倦怠感や眠気です。
ヨガを始めたばかりの時期は特に、ヨガを終えてから2~3日くらいだるさが抜けなかったり眠くなりやすくなったりします。

ですが、この不調は体内のデトックスによって疲れた体を休めるための好転反応ですので、無理をせず適宜休憩を取るようにしましょう。
また、睡眠も大切ですので、なるべく睡眠時間を多くとるように心がけてみてください🛏💤

肌荒れ

ヨガの好転反応が起きると、毒素が排出されることによりニキビや吹き出物がいつもと違う場所にできることがあります。

筋肉痛のような痛みやしびれ

運動をした後に起きる筋肉痛のような痛みやしびれも、ヨガの好転反応の一つです。
ヨガは筋肉の伸び縮みを意識したポーズを繰り返します。
普段、日常生活では使わない筋肉をヨガでは使いますので、始めのうちは筋収縮によって筋肉痛のような痛みやしびれを感じる人も多いようです。

頭痛

ヨガを始めたばかりの頃は、頭痛や発熱の症状が起こることがあります。
これも好転反応の一つ。ただ、ヨガの好転反応で起こる頭痛や発熱は症状が軽い場合がほとんどなので、心配しなくて大丈夫です🙆

下痢や胃痛といった消化器系症状

ヨガを始めると、下痢や胃痛と言った消化器系の症状が見られることがありますが、これもよく起こりやすい好転反応の一つです。

ヨガによって骨盤のゆがみが整うことで臓器が正常の位置に戻るため、その変化により淀んだ血液が体内を循環することで、一時的に下痢や胃痛の症状が見られるようになります。

また、女性は生理痛が一時的に重くなることがあるようです。

メンタルバランスの乱れ

ヨガの好転反応は身体面だけでなく、イライラしたり落ち込みやすくなったりと、自律神経が一時的に乱れることにより起こる心身の不調を引き起こすこともあります。

ただ、こうしたメンタルバランスの乱れはそれほど長く続かず、1日~3日ほどで回復するのであまり気にしないようにしましょう😊🌱

スポンサーリンク

ヨガの好転反応はいつからいつまで?期間には個人差あり

ヨガの好転反応はいつからいつまで?期間には個人差あり

ヨガ後の体のだるさや眠気も好転反応のひとつとされていますが、
ヨガの最後に行うポーズ、シャバ―サナの最中に眠気がくることが多くあります。
また、ヨガが終わった後に症状として現れるなら好転反応といえます。

一般的にヨガの好転反応の長さには、骨盤のゆがみの強さや、体内の毒素の蓄積具合などによって個人差があるとされていています。2~3日程度で回復することが多いようですが、中には3カ月も好転反応の症状が続くなど、人によって大きく違うようです。

ヨガの好転反応とうまく付き合うための対処方法

骨盤のゆがみの強さや、体内の毒素の蓄積具合などによって

ヨガの好転反応は、身体が健康になるために必ず通る道ではあるとはいえ、あまり長く続くのは辛いもの。好転反応の症状とうまく付き合い、できるだけ早く脱するために、以下の点を意識して生活してみましょう🥰

こまめに水分補給をおこなう

まず大事なのは、水分補給
好転反応は体内の毒素がたまっていることでも起こりやすいため、水分をしっかり摂ることで体内のデトックスを促進し、好転反応から回復しやすくなります。

特に汗をかきやすいホットヨガをおこなう場合は、こまめに水分補給をおこなうようにしましょう。

水分といってもコーヒーやお茶などのカフェインの入っているものは利尿作用により逆に水分が出て行ってしまうので避け、水やハーブティー、麦茶などのノンカフェインのものがおすすめです💡

成人の1日当たりの水分摂取量は2リットル以上が推奨されています。
ただ、水分は一度に飲むと胃を痛める恐れがあるため一気に2リットル飲むのではなく、こまめに分けて補給するようにしましょう。

バランスの良い食事を摂る

ヨガの好転反応で起こる消化器症状により、食欲がなくなる場合もあります。
その場合は、食べる量が少なくてもバランスよく栄養素を取れるよう食事を工夫しましょう。

バスタイムはしっかり湯船につかる

ヨガの好転反応期間はメンタルバランスが崩れてイライラすることもあります。
そういう時に効果的なのが、バスタイム。
38度くらいのぬるめの湯船にしっかりつかり、リラックスしましょう🛁.。o○

しっかり体を休める

ヨガの後、体に好転反応が現れた場合はしっかりと体を休めることが大切になります。
好転反応は心身がさらに健康になるサインと捉え、まずは心と体をゆっくりとお休みさせましょう。
お休み期間に自分自身の体と心の状態を知ることで、さらにヨガを深めることができます。

スポンサーリンク

ヨガの好転反応は健康への第一歩!対処法を身に着けてヨガを楽しもう

最初にも述べましたが、ヨガの好転反応で身体が不調になると、ヨガは自分には合わないのではないかと思ってしまう人が一定数いますが、これは間違いです。

好転反応は体が健康になろうと変化しているサインですので、ここでやめてしまうと、また0からのスタートとなってしまいます。先ほどご紹介した対処方法を実行しながら続けてみてください😊✨

ABOUTこの記事をかいた人

幼少期からバレエを習い、学生時代にはダンスサークルに所属していた私は、常に身体を動かすことが大好きでした。大学卒業後は大手企業に就職し、営業職として働き始めましたが、忙しい日々の中でストレスが溜まり、体調を崩すことが多くなりました。 そんな時に出会ったのがホットヨガでした。ヨガを通じて、心と体のバランスを取り戻し、ストレスを解消することができると実感し、次第にヨガの魅力に引き込まれていきました。3年間勤めた会社を辞め、ヨガインストラクターの道を歩むことを決意しました。 スタジオで正社員として経験を積んだ後、30歳という節目にフリーランスとして独立することを選びました。 リラックスした雰囲気の中で身体を動かし、呼吸を整えることを大切にしながら、一人ひとりのニーズに合わせた指導を行っています。また、ヨガ哲学やマインドフルネスの要素を取り入れ、内面からの健康をサポートすることを目指しています。