初心者にはきつい?ピラティスでつまずいてしまう原因を解説!

初心者にはきつい?ピラティスでつまずいてしまう原因を解説!

先月公開した記事で、ピラティスとヨガの違いについてお話しました。

▶ ヨガとピラティスの違いは?向き不向きはあるのか

ピラティスは若い女性を中心に多くの方から人気を集めていますが、初心者にとっては “ きつい ” と感じることも少なくありません。
実際、ピラティスを始めると思わぬ壁にぶつかることがあります。
なぜ初心者はピラティスでつまずいてしまうのでしょうか?気になりますよね。

そこで今回は、初心者がピラティスで“きつい”と感じる原因を解説いたします!

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ピラティスが初心者に“きつい”と感じられてしまう原因

ピラティスが初心者に“きつい”と感じられてしまう原因

緩やかな動きで進めていくピラティス。

他の筋トレや有酸素運動と比べてきつさを感じずに取り組めそうと思われがちですが、大体ピラティスを初めて行うと多くの初心者が身体に新しい感覚や負荷を感じ、「きつい」と感じる傾向にあるようです。

緩やかな動きなのにきついと感じるなんて意外!

これにはいくつかの原因があります。
では早速、ピラティスが初心者にきついと感じられてしまう原因についてご説明いたします!

ピラティスの動きに自身の能力がついていかない

ピラティス初心者がレッスン中きついと感じてしまうのは、ピラティスの動きにそもそも自分の運動能力がついていってないからかもしれません。

多くの人にとってピラティスの動きや姿勢は今までしてきてないもので、日頃から運動をしていて体力や筋力に自身があるという方でない限りついていけず「きつい」と感じてしまいやすいです。

また、ピラティスの正しいフォームを維持することも初心者にとっては難しい場合があり、これが更にきつさを感じる原因となります。

初心者は呼吸のタイミングをつかむのが難しい

ピラティス初心者は呼吸のタイミングをつかむのが難しいため、一連の動作を「きつい」と感じることがあります。

ピラティスでは呼吸が動作と密接に結びついており、正しい呼吸法を身に付けることでピラティスの効果を最大限に引き出せます。
しかし初心者にとってはこの「呼吸」「動作」調和が難しい場合があるのです。

一般的にピラティスは、吸気と呼気が特定の動作と一致しています。
例えば動作開始時に息を吸い込み、力を加える際に息を吐きだすといった感じ。
慣れるまでは意外と難しく感じるので初心者はこのパターンを理解し、適切なタイミングで呼吸を調整することが課題となるでしょう。

最初から頻度を高く設定している

ピラティスの初心者が「きつい」と感じてしまう原因で割と多いのが、初めからピラティスを行う頻度を高く設定してしまっていることです。

多くの初心者はピラティスの効果を早く実感したいという気持ちから、週に何度も行おうとします。
しかし最初から高い頻度で行うことは、体がピラティスに適応する前に疲労や筋肉の痛みを引き起こしてしまう要因となります。
そしてその結果レッスン中や後に不快な感覚を経験し、「きつい」と感じてしまうことがあるのです。

また、最初から高頻度で行うことは適切なリカバリータイムを確保する機会を奪うことにもつながります。
体が十分に回復する時間を与えないと筋肉の修復や成長が妨げられ、むしろパフォーマンスの低下や怪我のリスクを高める可能性があるのです。
きついと感じる上に体を痛めてしまっては元も子もありません!

ピラティスを“楽しい”と感じられない場合

ピラティスを“楽しい”と感じられない場合

ピラティスを楽しいと感じられないときついと感じやすくなってしまいます。
楽しいと感じられない人は一度以下のポイントを見直してみてください!

  • ピラティスを行おうと思った目的を振り返り、目標を設定する
    →そうすることでモチベーションが高まり“楽しい”に繋がることがあります。
  • レッスンのスタイルを変える
    →例えばグループレッスンから個人レッスンに切り替えることで自分に合ったスタイルが見つかり、楽しくなるかもしれません。
  • ピラティスについて理解を深める
    →単なる体操に比べてピラティスは心身のバランスを整える呼吸が伴う運動だと理解することで面白さが見いだせるかもしれません。
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初心者が“きつい”と感じず快適にピラティスを行うためのコツ

初心者が“きつい”と感じず快適にピラティスを行うためのコツ

初心者がピラティスを始める際に“きつい”と感じることなく快適に行うためには、適切な頻度とレッスン形式を選択することが大切です。特に、

  • 最初は週1~2回の頻度にすること
  • 個別指導のパーソナルレッスンを受けること

 

が効果的だと言えます。
以下ではこれらのポイントについて詳しく探っていきます。

ピラティス初心者は週1~2回の頻度がオススメ

先程もお伝えしたように、初心者が最初からピラティスを行う頻度を増やしすぎると体が適応する前に疲労や筋肉の痛みが生じてしまう可能性があります。

そのため初心者がピラティスを始める際には、適切な頻度を設定することが重要なのです!
まずは週に1~2回から始め、十分な休息と回復の時間を確保しつつ体に適切な負荷をかけてみてください。

また、実践の合間にはウォームアップとクールダウンを行うことも重要です。
これにより怪我のリスクを軽減し、ピラティスの効果を最大限に引き出すことができます。
そして体が慣れてきたら徐々に頻度を増やしていき、習慣化することで持続的に成果を得ることができるでしょう。

グループレッスンではなくパーソナルレッスンを受ける

ピラティス初心者には、グループレッスンではなくパーソナルレッスンを受けることをおすすめします。

パーソナルレッスンでは個別にトレーニングを受けることができるため、自分のペースで学ぶことができます。
初心者がグループレッスンに参加すると、グループの雰囲気にもよりますが他の参加者との差や追いつけない感覚に不安を感じることがあります。
しかし、パーソナルレッスンではインストラクターが個別に指導し、その人のレベルや目標に合わせたトレーニングプランを提供してくれます。
これにより、初心者でも自信を持ってトレーニングに取り組むことができるのです。

また、パーソナルレッスンでは自分の体の状態や限界をより深く理解し、正しいフォームや姿勢を身につけることができます。
グループレッスンでは個々の参加者のニーズに十分に対応することが難しい場合がありますが、パーソナルレッスンではインストラクターが一対一で指導するため、より効果的に技術を習得することができるのが魅力と言えるでしょう。

運動初心者にはピラティスよりヨガがおすすめ!

運動初心者にはピラティスよりヨガがおすすめ!

ここまでピラティスがきついと感じられてしまう原因とそうならないためのコツについて説明してきましたが、根本的に運動不足解消のために始めようとしている方はピラティスよりもヨガをおすすめします。

理由は、ヨガには体の柔軟性を高めるだけでなくストレスを軽減し、心身のバランスを整える効果があるから。

体験レッスンを行っているスタジオも多いので、この機会にヨガとピラティスの違いを確かめてみませんか?

ABOUTこの記事をかいた人

幼少期からバレエを習い、学生時代にはダンスサークルに所属していた私は、常に身体を動かすことが大好きでした。大学卒業後は大手企業に就職し、営業職として働き始めましたが、忙しい日々の中でストレスが溜まり、体調を崩すことが多くなりました。 そんな時に出会ったのがホットヨガでした。ヨガを通じて、心と体のバランスを取り戻し、ストレスを解消することができると実感し、次第にヨガの魅力に引き込まれていきました。3年間勤めた会社を辞め、ヨガインストラクターの道を歩むことを決意しました。 スタジオで正社員として経験を積んだ後、30歳という節目にフリーランスとして独立することを選びました。 リラックスした雰囲気の中で身体を動かし、呼吸を整えることを大切にしながら、一人ひとりのニーズに合わせた指導を行っています。また、ヨガ哲学やマインドフルネスの要素を取り入れ、内面からの健康をサポートすることを目指しています。