こんにちは!
先日ポカポカだったので薄着で出かけたのですが、日が暮れるにつれて急に冷え込み、仕方なくGUに駆け込んでカーディガンを購入しました…(笑)寒暖差が激しいと本当に服装に迷います!
気温の変化が大きいので、体調管理が難しい時期でもありますよね。
ただ、わたしはヨガのおかげか季節の変わり目も体調を崩すことがあまりありません🙌
花粉症や風邪でもないのに鼻水が出る、くしゃみが頻繁に出る。
そんな人は、もしかすると「寒暖差アレルギー」かもしれません。
今回は寒暖差アレルギーの原因、治し方、対策法などについてご紹介したいと思います!
心当たりがある人は、ぜひ最後まで読んでみてくださいね♪
目次
寒暖差アレルギーって?
最近、よく耳にするようになった「寒暖差アレルギー」という言葉。
寒暖差アレルギーとは、激しい気温差が原因で鼻水・鼻づまり、くしゃみ、蕁麻疹といった症状が現れる病気です。
ただ、名称に「アレルギー」という言葉は入っていますが、厳密にはアレルギーと異なると言います。そもそもアレルギーとは、花粉やハウスダストなどアレルゲンとなる物質に対して、体の免疫が過剰に反応することで起こります。
寒暖差の場合は、特定のアレルゲンは存在しません!
正式には「血管運動性鼻炎」と呼ばれ、温度差などが刺激となって鼻の粘膜の血管が広がり、粘膜が腫れることでアレルギー性鼻炎に似た症状が引き起こされるそうです。
寒暖差アレルギーは、1日の気温差が7℃以上になると症状が出やすいと言われていますよ!
寒暖差アレルギーには「自律神経の乱れ」が影響している
寒暖差アレルギーは原因がはっきりとしていない部分も多いそうですが、自律神経の乱れが影響していると考えられているのです!
自律神経は、気温の変化に応じて体温をコントロールしています。
ですが、気温差が大きくなると、それに対応するために自律神経の働きが必要以上に活発になります。その結果、強いストレスがかかり自律神経が乱れることで、体調不良を起こしやすくしてしまうのです⚡
❒ 日頃からストレスを感じている人
❒ 昼夜逆転の生活を送っている人
❒ 運動不足の人
❒ 脂っこいものをよく食べる人
❒ 偏食の人
温度差の他にも、タバコの煙や排気ガス、刺激の強い香料などがトリガーとなって、寒暖差アレルギーが起こることもありますよ。
寒暖差アレルギーの主な症状
寒暖差アレルギーの主な症状は、鼻水・鼻づまり、くしゃみ、咳です。
その他、蕁麻疹、頭痛、食欲不振、不眠、倦怠感、イライラしやすいなどの症状が現れることもあります。
症状だけみると、風邪や花粉症の症状にそっくりですよね。
寒暖差アレルギーは、風邪や花粉症の症状と次のような違いがあります!
見分け方の参考にしてみてください。
寒暖差アレルギーの治し方(治療法)
寒暖差アレルギーは、症状が軽い場合はやり過ごしても問題ないようですが
症状がひどかったり長引く場合は、耳鼻咽喉科を受診しましょう。
医療機関では、自律神経の働きを整える「抗ヒスタミン剤」、鼻の炎症を抑える「ステロイド点鼻薬」など症状に合わせた薬を処方し、症状を抑える治療法が基本となるそうです。薬物療法であまり改善がみられない場合は、レーザーで鼻の粘膜を焼くことで症状を抑える方法もありますよ。
ただ、あくまでも対処療法であり、根本的な治療になるわけではありません。
寒暖差アレルギーはウイルスやアレルゲンが原因となって発症するわけではないので、残念ながら特化した治療法や薬剤は今のところないそうなのです💧
寒暖差アレルギーの治し方で大切なのは、自律神経のバランスを整えること
寒暖差アレルギーになった場合、自律神経のバランスを整えることが重要だと言われています。
普段から自律神経のバランスを整える生活習慣を心掛け、上手にコントロールしましょう!
寒暖差アレルギーの予防策
寒暖差アレルギーの予防・対策方法について紹介します!
体温調整しやすい衣服を持ち歩く
なるべく温度差を小さくすることが大切です。
外出の時は羽織りを用意しておくと、こまめに体温調節ができますよ。季節の変わり目の朝夕と昼間や、真夏の室内と屋外は気温差が大きくなりやすいので、ショールやカーディガンなどを用意しておくと重宝します!
また、冬の時期など、外の気温が低い場合にはマフラーなどで首元を温めましょう。
手袋や靴下などで、皮膚の近くに太い血管が通っている手首・足首をしっかりガードするのもオススメです!血流が悪くなるのを防ぐ効果が期待できますよ。
マスクを着用する
マスクも寒暖差アレルギーの予防策としておすすめのアイテムです!
寒暖差アレルギーは、鼻の粘膜への刺激が原因で起こるので、マスクを着用することで刺激を受けにくくすることができます。
食生活を見直す
しっかりと3食、栄養バランスの良い食事を心がけることが大切です。
自律神経のバランスを整えるのにおすすめな食材も意識的に摂ると良いでしょう。
肉類・うなぎ・鰹節・ごま・落花生など
❒ ビタミンC
いちご・レモン・ピーマン・ブロッコリーなど
牛乳・ヨーグルト・小魚など
肉類・きなこ・油揚げ・納豆・卵・いわし・チーズなど
ゆっくりお風呂につかる
40℃くらいのお風呂にゆっくりと入りリラックスすることでも対策ができます。
また、睡眠の質を高めるために、眠る2時間前までに入浴をすましておくのがオススメです。
筋肉をつける
筋肉量が少ないと体で熱の生産量が少なくなり、「冷え」を招きやすくなります。
したがって適度な運動を行い、基礎代謝を上げることが大切です。
筋肉量が増えると抵抗力がつきますよ!
ストレスを溜めない
ストレスを溜めないことも寒暖差アレルギーを予防につながります。
ストレスは自律神経のバランスを乱す要因になるので、ストレスの多い人は寒暖差の刺激にも敏感に反応するのではないかと考えられているのです。
寒暖差アレルギーの対策にはヨガが効果的!
寒暖差アレルギーの対策として重要なポイントは、次の3つ!
- 普段から体を温めて、温度差を小さくする
- 適度な運動で、基礎代謝をアップ
- 自律神経のバランスを整える
ヨガの呼吸法・ポーズ・瞑想は、自律神経に大きな働きかけをすると言われているんですよ!
また、全身をつかって様々なポーズをとるので、適度に筋肉が鍛えられることで筋肉量がアップします。体の歪みも矯正されることで、滞っていた血液やリンパの流れがスムーズに…!
継続してヨガに取り組み自律神経のバランスが整えることで、季節の変わり目や気候の変化に負けない体づくりをしたいものですね(*^_^*)