偏頭痛は自律神経の乱れが原因。頭痛を和らげるツボや対処法を紹介!

偏頭痛と自律神経の関係とは?頭痛を和らげるツボや対処法を紹介!

こんにちは!
現役ヨガインストラクターのえりかです😊✨

寒暖差をはじめ天気や気圧が不安定だと偏頭痛を起こす方も多いと思います。
これは気象の変化によって自律神経が敏感に反応し過剰に働いてしまう「自律神経の失調」が原因だそうです。

偏頭痛は自分ではコントロールすることができず、酷いときには日常生活に支障をきたすほど厄介な症状です。

痛みを我慢し続けると治りが遅くなり他の病気を引き起こす原因にもなります。
なので、急に偏頭痛が現れたら無理せず症状を和らげることを優先してくださいね。

この記事では自律神経の失調による偏頭痛の対処法や痛みを和らげるツボなどを紹介しています。
偏頭痛で悩んでいる方はぜひ参考にしてみてください。

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偏頭痛の原因「自律神経の失調」について

自律神経とは体調を正常に保つために循環器、消化器、呼吸器、体温調整などといった様々な体の機能をコントロールしている神経です。
そして、この神経がストレスによって正常に機能しなくなることを「自律神経の失調」と言います。

自律神経の失調が起きると血液に余分な水分が溜まり血管が拡張して神経を圧迫し始めます。
これが偏頭痛の痛みの仕組みです。
血管の拡張=血管が浮腫むというわけですが、頭が浮腫んでいると思うと恐ろしいですよね。

偏頭痛と自律神経の関係とは?頭痛を和らげるツボや対処法を紹介!
画像元:EVE

また、自律神経の失調は日頃のストレスから解放される際に急に血管の拡張が起きて発症することもあります。
「休みの日なのに偏頭痛が起きる」という方は急な拡張が原因かもしれません。

さらに女性の場合は月経周期のホルモンバランスの変化により男性よりも自律神経が乱れやすいと言われています。
偏頭痛持ちを男女別にみても女性の方が多いと言われているので、女性は長い期間偏頭痛と上手に向き合っていく必要があります。

偏頭痛の痛みの特徴

偏頭痛はこめかみから目の辺りにかけてズキンズキンと拍動性の痛みを生じるのが特徴です。
個人差はありますが月に1~2回、週に1~2回といった頻度で周期的に発症します。

頭や体を動かすと痛みが増すのに加え、吐き気・嘔吐・下痢といった症状を伴うこともあり、人によっては偏頭痛の前兆として目がちかちかするといった視覚症状が現れることもあるそうです。

1度痛みを発症すると、1~2時間でピークに達し数時間で治まることもあれば数日痛みが続くなど症状の経過は人それぞれです。

痛みが酷い時には寝込んでしまうほど軽視できない症状となっています。

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偏頭痛の対処法

偏頭痛と自律神経の関係とは?頭痛を和らげるツボや対処法を紹介!

偏頭痛に対して自分でできる対処法を知っておくと痛みが和らぎ症状も軽くなります。
上手に向き合っていくためにもぜひ対処法を覚えといてくださいね。

偏頭痛の対処法:痛む部位を冷やす

血管の拡張を抑えるために患部を冷たいタオルや冷却シートで冷やすようにしましょう。
段々と血管が収縮して痛みが和らぎます。
逆に患部を温めてしまうと血流が良くなり血管が拡張して痛みが増してしまうので、偏頭痛の時は湯船に浸かる、温かいものを飲むなど体を温める行為は控えましょう。

偏頭痛の対処法:暗く静かな空間で休む

偏頭痛が起きると光のまぶしさや音が耐え難くなります。
また、それらが原因で痛みが増すこともあります。
偏頭痛で辛い時はなるべく静かで暗い場所で安静に過ごしてください。
気持ちも落ち着き心身ともにリフレッシュされますよ。

偏頭痛の対処法:カフェインを摂取する

カフェインには血管を収縮させる作用があるため痛み始めにコーヒーや日本茶などカフェインを含む飲み物を飲むと痛みが和らぐことがあります。
ただ、過剰に摂取するとカフェイン中毒となり頭痛のループから抜け出せなくなってしまうので適量を飲むように心がけましょう。

偏頭痛の対処法:充分睡眠をとる

睡眠不足や慢性的なストレスは偏頭痛の頻度が高くなると言われています。
日常生活において、ストレスを全くなくすというのは難しいですが、睡眠をしっかりとってストレスをためないように過ごしましょう。

偏頭痛を和らげるツボ

偏頭痛と自律神経の関係とは?頭痛を和らげるツボや対処法を紹介!

仕事や外出先での偏頭痛の対処法として、痛みを和らげるツボをマッサージしてあげることがおすすめです。
とっさのタイミングですぐにできるので症状が出た時は刺激してみてくださいね。

■百会(ひゃくえ)

頭頂部のほぼ真ん中に位置するツボ。
自律神経を整える働きがあり偏頭痛を和らげるツボとして有名です。
下に向かって垂直に3~5分ほど心地よい強さで押してあげましょう。
不眠にも役立つツボなので寝不足の時にもおすすめです。

■片頭点(へんとうてん)

薬指の第二関節の側面(小指側)にあるツボ。
偏頭痛の痛みを和らげるほかに普段から押してあげることで偏頭痛の予防にも繋がるといわれています。
反対側の手の指(親指と人差し指)で第二関節を挟むように5秒間優しく押してあげましょう。
これを3~5回ほど繰り返してくださいね。

■合谷(ごうこく)

親指と人差し指の骨が交差するあたりにあるツボ。
万能のツボと言われるほど体全体の痛みを和らげる作用があります。
程よい力で3秒程度の圧力を数回繰り返してください。
痛くなければペンで刺激することもおすすめです。

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偏頭痛を和らげる食べ物

偏頭痛の対処法として食べ物に気を遣うこともおすすめです。
とくに偏頭痛に良いと言われているのがマグネシウム。

偏頭痛持ちの約30%がマグネシウム不足で摂取量も少ないと言われています。
(成人の場合1日300㎎の摂取が必要)

マグネシウムが豊富に含まれている食べ物は、
・木綿豆腐
・あさり
・ごぼう
・納豆
・きんめだい
など豆類や野菜、魚介類です。
とくに木綿豆腐は製造過程で塩化マグネシウムが添加されているため豊富に含まれているのだそう。

食材を見ると和食料理に向いているものが多いので偏頭痛が酷い時は3食和食にすると良いかもしれませんね。

まとめ

ここまで偏頭痛や自律神経について紹介しましたが、いかがでしたか?
冒頭でもお話ししたように偏頭痛がでたら我慢せず痛みを和らげることが大切です。
この記事で紹介した対処法が少しでも皆さんのお役に立てれば幸いです♪

ABOUTこの記事をかいた人

幼少期からバレエを習い、学生時代にはダンスサークルに所属していた私は、常に身体を動かすことが大好きでした。大学卒業後は大手企業に就職し、営業職として働き始めましたが、忙しい日々の中でストレスが溜まり、体調を崩すことが多くなりました。 そんな時に出会ったのがホットヨガでした。ヨガを通じて、心と体のバランスを取り戻し、ストレスを解消することができると実感し、次第にヨガの魅力に引き込まれていきました。3年間勤めた会社を辞め、ヨガインストラクターの道を歩むことを決意しました。 スタジオで正社員として経験を積んだ後、30歳という節目にフリーランスとして独立することを選びました。 リラックスした雰囲気の中で身体を動かし、呼吸を整えることを大切にしながら、一人ひとりのニーズに合わせた指導を行っています。また、ヨガ哲学やマインドフルネスの要素を取り入れ、内面からの健康をサポートすることを目指しています。