ヨガインストラクターのオーディションで審査員が見る8つのポイントとは?不合格になる原因と対策方法もご紹介

ヨガインストラクターとして生徒さんたちから注目されることにはすっかり慣れていますが、最初はドキドキするものです。ましてやそれがオーディションだったら…?

こんにちは!ヨガインストラクターのえりかです!
ヨガインストラクターを採用するためにはオーディションを実施する事がありますが

ヨガのオーディションってどんなことをするんだろう?

そう思う方もいらっしゃるのではないでしょうか?

今回はそんな疑問に答えるため、オーディションの内容や見られているポイント、落ちてしまう原因まで詳しくご紹介していきます!

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ヨガインストラクターの「オーディション」とは「採用試験」のこと!

ヨガインストラクターのオーディションとは、つまり「採用試験」のことです。

ヨガインストラクターとしてスタジオに勤務したりフリーランスとして契約する場合などにこのような採用試験を行っています。

複数人で行うタイプの【集団オーディション】一人ずつ行う【個人オーディション】との2種類に分けられ、オーディションの方法は各ヨガスタジオによって異なります。

そのため募集要項は事前にしっかりとチェックし、経歴の有無やオーディションの日程、形式など、自分に合ったスタジオを選ぶことが大切です。

オーディションは、言わば「就活」なので履歴書が必要となる場合が多く、基本的にはヨガの経歴を中心に書きますが、経験が浅い方はヨガに活かせる強みを意識したうえでヨガ以外の経歴を書けば問題ありません。

ヨガインストラクターのオーディションって何をするの?集団・個人の違いとは?

実際にヨガインストラクターのオーディションは何をするのでしょうか?

「集団オーディション」と「個人オーディション」の2種類タイプの違いは、それぞれ以下の通りです。

集団オーディションの場合(2名~5名程度)

ヨガインストラクターのオーディションが【集団オーディション】だった場合、他のオーディション参加者を生徒に見立てて10分程度の模擬レッスンを行い審査していきます。

模擬レッスン中は生徒一人ひとりに気を配り、丁寧に、分かりやすい声掛けを意識することが大切です。
そして自分も生徒役になりレッスンを受けるため、自分の持ち時間が終わった後も気を抜かずに態度や姿勢には注意しましょう。

また集団オーディションでは実技以外に、個人or集団面接をする場合もあるので、エントリー時は募集要項を必ず確認してくださいね。

個人オーディションの場合

ヨガインストラクターのオーディションが【個人オーディション】だった場合、審査員が生徒になって10分程度の模擬レッスンを行う場合と、ヨガだけ見られる場合があります。

大抵は前者の方法でオーディションを行うことが多いため、生徒役の審査員に対して的確なアジャストを行うことが大切です。

また、個人オーディションの場合は模擬レッスン後に面談があり、ヨガインストラクターになりたい理由や希望する勤務時間などを質問されるため、的確な受け答えができるようしっかり準備しておきましょう。

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ヨガインストラクターのオーディションで見られている8つのポイント

ヨガインストラクターのオーディションでは「ヨガの指導」以外にも、さまざまなポイントをチェックされています。

あいさつや社会人としてのマナーはもちろん、応募時や履歴書の内容なども手を抜かずに配慮しましょう。

具体的にどんな箇所を見ているのか、ポイントを8個まとめてみたわ

①応募時から面接終了後まで、社会人としてのマナーはどうか(あいさつ・姿勢・言葉遣い・コミュニケーションスキルなど)
②身だしなみや清潔感はどうか
③自身のヨガがしっかりできているか
④ヨガインストラクターとしての指導方法が適切かどうか
⑤聞き取りやすい声を出せているか
⑥リラックスできるムード作りができているか
⑦時間内にレッスンを収められているかどうか
⑧ヨガへの熱意や志望動機はどうか など

 

約10分間の模擬レッスンを行う実技選考ではポーズの美しさはもちろんのこと、生徒たちに気を配れているかどうかもチェックされています。
「どのような声掛けを、いつどのタイミングで行っているか」、そしてそれは「伝わりやすい表現かどうか」など、ヨガインストラクターとしての指導方法が適切であるよう準備しておきましょう。

また最後にお伝えした志望動機は面接時に聞かれることが多い項目ですが、とくに未経験者や異業種からの転職の場合は詳しく聞かれるつもりで「なぜヨガインストラクターを目指したいのか」「なぜこのスタジオなのか」といった質問を想定し明確に答えられるようにしておくことも大切です!

接客経験があったりスポーツをしていた方などは、それらのスキルをふまえてこのスタジオで働きたいという気持ちがしっかり伝わるようにアピールしていきましょう。

ちなみにオーディションでは姿勢やボディライン、身体の使い方なども見られているため、ウェアは自身の体型に合ったサイズを選ぶようにしてくださいね!

【不採用の原因は?】ヨガインストラクターのオーディションで落ちてしまう理由

続いて、ヨガインストラクターのオーディションに落ちてしまう場合に考えられる理由をみていきます。

・基本的なマナーや礼儀が出来ていない
・自身のポーズが不安定、美しくない
・ヨガインストラクターとしての指導スキルが足りない
・競争率の高いオーディションばかりを受けている
・スタジオとの価値観・方向性が合っていない

オーディションへのエントリー時から当日までのやり取り、あいさつなどもすべて審査の対象となります。
例えば面接までのやり取りが遅すぎたり身だしなみが整っていないなど、社会人としてのマナーが出来ていない場合は減点されてしまうでしょう。

また自身のポーズが不安定だったり、自己流で行っている場合にも注意が必要です。
不安な時はレッスンに通ってポーズが正しくとれるよう努力し、良いなと思った指導方法はどんどん盗んでいきましょう!

一方で、中には競争率の高いオーディションばかりを受けているために不採用となる場合も見受けられます。
例えば〝個人経営かつ採用枠1名〟といったオーディションでは、経験豊富なベテランのヨガインストラクターを求めているケースが多く、競争率は高いと言えます。

そのため、自分の経験値やレベルに合っているかどうか、またスタジオとの価値観・方向性が合うかどうかに重きを置いたスタジオ選びをしてみてくださいね。

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ヨガインストラクターオーディションの実技試験対策3選

ヨガインストラクターのオーディションに合格するには、実技試験対策も肝心です!

とくにインストラクター未経験者の場合は自分流のヨガレッスンが確立されていないため、事前準備をしっかり行うことが大切になります。

①色々なレッスンに参加し、上手な人からヨガを学ぶ

人気のあるインストラクターのレッスンに参加するなど、上手な人から直接学ぶことはヨガ上達への一番の近道になります!

どのようなポーズ、話し方をしているのかなどを研究し、さらに自分の違っている箇所を指摘してもらうことで自分では気付けないような新しい発見をすることができます。

②ヨガ動画を見て研究する

SNSやYoutubeなどの動画投稿サイトには、ヨガに関するさまざまな動画が投稿されています。

ヨガインストラクターの方がどのようなレッスンをしているのか、どのようなポーズで何を話しているのかなどを研究し、自分流のヨガレッスンができるようにしましょう。

③自分のレッスンを録画する

客観視するために、自分のレッスンを録画するのも上達への近道です。

まずは自分の声が聞き取りやすいかどうか、姿勢が悪くなっていないか、無表情、怖い顔になっていないかなど、自分のレッスンを客観的に見てみることが大切です。

そして良くない部分はしっかりと改善していきましょう!

オーディションなし&未経験OKでヨガインストラクターになる方法もある!

ここまで、ヨガインストラクターのオーディション事情についてご紹介してきましたが、いざ未経験者がいきなりオーディションでヨガの先生役をしなさい、と言われても戸惑ってしまうものです。

先生役になるということはある程度自分の実力を客観視する必要があるからです。
経験不足ゆえに「オーディション」と聞いて躊躇してしまう気持ちも痛いほどわかります。

そんな方はオーディションなしのヨガスタジオを検討すると良いでしょう。

ABOUTこの記事をかいた人

幼少期からバレエを習い、学生時代にはダンスサークルに所属していた私は、常に身体を動かすことが大好きでした。大学卒業後は大手企業に就職し、営業職として働き始めましたが、忙しい日々の中でストレスが溜まり、体調を崩すことが多くなりました。 そんな時に出会ったのがホットヨガでした。ヨガを通じて、心と体のバランスを取り戻し、ストレスを解消することができると実感し、次第にヨガの魅力に引き込まれていきました。3年間勤めた会社を辞め、ヨガインストラクターの道を歩むことを決意しました。 スタジオで正社員として経験を積んだ後、30歳という節目にフリーランスとして独立することを選びました。 リラックスした雰囲気の中で身体を動かし、呼吸を整えることを大切にしながら、一人ひとりのニーズに合わせた指導を行っています。また、ヨガ哲学やマインドフルネスの要素を取り入れ、内面からの健康をサポートすることを目指しています。