最近、髪の毛がパサついてきて、スタイリングが上手く決まらない。
そういえば、ハリもコシも無くなって、髪の毛の若々しさがなくなってきたかも。
美容室の予約をするときに「ヘッドスパ」や「トリートメント」の文字を探すようになるのは、焦ってきた証拠。
若々しい髪を取り戻すには、どうしたらいいのか、お困りの方も多いのではないでしょうか?
一生懸命シャンプーをしても、トリートメントをしても、効果を感じないという人は、セルフトリートメントのコツに気づいていないだけかもしれません。
まるで美容院のサロントリートメントのように、髪の毛を若々しく美しく保つためのセルフトリートメントのコツを一緒に探ってみませんか?
目次
あなたの髪年齢は何歳?顔の印象は髪で決まる
髪は年齢を表すもの。
いくら顔の美容に気を使っていても、ヘアケアを怠るといつのまにか年齢を感じる髪の毛になっていることも。
若々しい髪の毛を取り戻すために、まずは髪年齢で現在の状態をチェックし、髪のダメージに応じた正しいヘアケアをおこないましょう。
髪の毛は年齢を重ねるとハリツヤがなくなり老けた印象に
ふと鏡を見たときに、肌のコンディションで「年相応になってきた」と気づいてしまうことがありませんか。
肌は年齢を重ねると、保湿力が弱まり、水分やコラーゲンが失われてしまいます。
そのためハリツヤがなくなり、老けた印象に見られることがありますが、それは肌だけの話ではありません。
実は、髪の毛も年齢を重ねると、同じようにハリツヤがなくなり、老けた印象に見られてしまうのです。
20代の頃は、つやつやして、健康そのものだった髪の毛も、年代と共に老化の一途をたどっていきます。
例えば30代は、老化のスタート。
髪の毛がパサつきだし、うねりなどのクセが出始めます。40代になると、20代の頃のつやつやが薄れて、髪の毛やコシも無くなってきてしまいます。
これは、女性ホルモン現象の影響が出ている証拠で、髪の内側にある脂質が失われたせいで、つや、コシ、ハリ、が失われるのです。
50代ともなると、女性ホルモンはさらに失われ、髪の毛が薄くなり誰が見ても「年相応」の髪となってしまいます。
せっかく肌のお手入れをしても、髪年齢が老けていては、年相応の見た目であることは隠せません。
若々しい印象を維持するならば、髪の毛も、肌と同じように、こまめなお手入れが必要となるのです。
髪年齢をチェック
髪年齢はセルフチェックである程度知ることができます。
日常生活の中で、知らずにやっていることが「髪にとってよくないこと」が含まれています。
下記にまとめた「ありがちな習慣や現在の髪のコンディション」をリスト化した中で、いくつ心当たりがありますか?
6つ以上当てはまってしまうと「年相応」以上に髪の毛の老化が進行しているかもしれません。
□喫煙の習慣がある
□毎晩の就寝時間が0時以降
□鶏むね肉や魚などの良質なたんぱく質を食べない
□毎朝のスタイリングが決まりにくい
□肩や首が重い
□シャンプー時に髪の毛が抜ける
□寝起きの抜け毛がひどい
□頭皮が固く感じる
□夏でも髪がパサついてしまう
□髪の毛のコシを感じなくなった
□うねり毛が多くなった気がする
□髪の毛で静電気が起きる
□頭部のボリュームが気になりだした
生活習慣や、日頃のヘアケアは、髪の毛へダイレクトに影響します。年齢より若く見える、若々しい髪を保つためには、生活習慣の見直しと、美しい髪を維持するためのヘアケアがポイントです。
若々しい髪質を維持するには毎日のヘアケアが必要
髪の毛に、本来のつや、コシ、ハリを取り戻し、うねりのないボリュームのある髪にするためには、まず、シャンプーとトリートメントから見直しましょう。
①シャンプー
シャンプーは「洗髪のため」思われがちですが、シャンプーの目的は、主に「頭皮ケア」です。シャンプー選びは、自分の頭皮に合わせて選ぶことをおすすめします。
シャンプーは家族で使用しているケースや、若いころから愛用しているブランドを使い続けているケースがありますが、髪質や年齢、頭皮のタイプによって選ばないと、正しいヘアケアが出来なくなります。
普段、意識してシャンプーを選んでなかった人は、まずは自分にあったシャンプー選びをしましょう。
②トリートメント
トリートメントには髪質を改善するための効果があります。トリートメントには「インバズ」と「アウトバズ」に種類のタイプが存在します。
・インバストリートメント…髪に栄養分を入れて補修し、髪もハリやコシを出すトリートメント
・アウトバストリートメント…髪をドライヤーの熱や紫外線から守って、髪の表面を整え、パサつきを抑えてツヤをだすトリートメント
セルフヘアケアを、日常の習慣とするためにも、シャンプーとトリートメント、それぞれの役割を理解しておくと、髪質改善もよりしやすくなります。
参考:edu-年齢で気になる髪のダメージ|細い髪の毛・気になるうねり・パサパサは髪年齢のため
サロントリートメントとヘッドスパはどっちが効果的?
痛んで元気のない髪の毛を若々しいハリのある姿に戻す手段として、美容院でサロントリートメントやヘッドスパを受けるという手もあります。
でもサロントリートメントとヘッドスパ、今の自分には果たしてどちらをおこなうのが効果的なのでしょうか。
どういう場合にトリートメントやヘッドスパがおすすめなのか、考えてみました。
今の髪の状態を綺麗に補修したいならトリートメントがおすすめ
サロントリートメントの目的は「今ある髪の毛をキレイにする」ことです。
そのため、トリートメントに含まれている薬剤は、髪の補修と保湿の役割をもっています。頭皮用ではないため、逆に、頭皮には付けないようにします。
傷んだ髪を修復し、つやとハリを取り戻せば、若々しい強い髪となることも期待できます。
くたびれた髪の毛を、綺麗に補修したいのなら、トリートメントがおすすめです。
頭皮トラブルを解消し髪質改善したいならヘッドスパがおすすめ
ヘッドスパの目的は「頭皮の環境を整えること」にあります。今ある髪の毛ではなく、これから生えてくる髪を綺麗にするのです。
ヘッドスパの施術方法は、まず炭酸入りのお湯を使い、頭皮の毛穴に詰まった皮脂汚れを洗い流して、毛穴の皮脂汚れをスッキリさせます。
その後に、オイルなどを使って頭皮のマッサージを行い、コリをもみほぐして血行を良くし、地肌に栄養が行き渡るようにします。
髪の毛に気になるニオイやベタつきを感じるなどの頭皮トラブルにお悩みの方は、髪質改善が期待できる、ヘッドスパがおすすめです。
トリートメント+ヘッドスパ併用で相乗効果
今ある傷んだ髪もなんとかしたい、これから生える髪も綺麗にしたい、そんな人には、トリートメントとヘッドスパの併用、という方法もあります。
ヘッドスパとトリートメントの両方を併用する場合は、まずヘッドスパの施術を受け、その後にトリートメントを受けることになります。ヘッドスパで頭皮の血行を良くし、髪の毛の汚れを落とす事で、あとで受けるトリートメントの成分がより一層浸透しやすくなるため、ヘッドスパとトリートメントの相乗効果が期待できるのです。
美容室でも、トリートメントとヘッドスパを両方取扱ったコースなどもあるので、併用することは珍しいことではありません。
参照:EPARKリラク&エステ公式サイト-ヘッドスパとトリートメントの違いを解説!もうオーダーに迷わない!
サロントリートメントを長持ち!毎日のセルフトリートメントは使う物にこだわるべし
美容室で受けたサロントリートメントは、時間と共に効果が薄れてしまいます。できるだけサロントリートメントの効果を長持ちするためのコツをまとめました。
サロントリートメント+セルフトリートメントでいつでも綺麗な髪に
美容室でのサロントリートメントは、さすが、プロが行うだけあって、施術を受けた直後はつやつやとしたハリのある髪が戻ってきます。
しかし、髪の毛は生え変わるものですので、その効果がずっと続くわけではなく、せっかくのつやつやもハリも、時間の経過とともに感じられなくなってしまいます。
そのため、サロントリートメントを利用する人は、だいたい2か月に一回、もしくは3か月に一回ごとに通う人が多いようです。
では、サロントリートメントに通わない間はどうしたら良いのでしょうか?
その秘訣は自宅で髪をケアする「セルフトリートメント」が鍵を握ります。
サロントリートメントを長持ちさせるコツ
サロントリートメントを長持ちさせるコツは「サロントリートメント+セフルトリートメント」のダブルケアです。
では早速、おうちで出来るセルフトリートメントのポイントをご紹介しましょう(*^-^*)
①セルフトリートメントをするときは38℃のお湯で
お風呂の好みは人それぞれですが、トリートメントをする際のお湯の温度は38℃とされています。
トリートメントの成分は油分がベースとなっているものがあり、38℃以上の高温では、髪や頭皮に油分が行き過ぎてしまう恐れがあるのです。
トリートメントを使用するときは適温をキープしましょう。
②トリートメントを使うときは粗いクシを使おう
トリートメントをするとき、手で馴染ませる人も多いのですが、粗目のクシを使う方が、髪の毛の一本一本に、トリートメントをよく馴染ませることができます。
まず、シャンプーの後に、手でトリートメントを髪に馴染ませます。その後でクシを使い、毛先に向かって丁寧にとかしていきます。
これを何度か繰り返していくと、髪の毛がなめらかになっていきますので、お湯で流します。
③タオルで拭くのは「髪」よりも「地肌」
タオルで髪の毛を乾かすときは、髪の方をゴシゴシしがちですが、地肌をしっかり拭くことが、セフルトリートメントの手法のひとつです。
指に頭皮を押し付け、マッサージするような感覚で、髪の根元からしっかり水分を拭き取ります。
頭皮だけでなく、毛先も丁寧に拭き取ることで、キューティクルが守られます。キューティクルが剥がれないように、髪の毛を一束にまとめ、タオルに包み、丁寧に拭き取りましょう。
こうしてしっかりと水分を取ることは、ドライヤーの時間短縮にもつながります(*^-^*)
④ドライヤーのかけ方にもコツがある
仕上げであるドライヤーのかけ方にも、髪を傷まないようにするためのコツがあります。
まずは、髪の根元から毛先の順番で、ある程度乾くまで繰り返しドライヤーをかけていきましょう。
乾いてきたなと思ったら、今度は撫でつけるように、ドライヤーの熱と風を、上から当てていきます。
毎日のケアだからこそヘアケア商品にはとことんこだわりたい
セルフトリートメントに使うヘアケア商品は、「とことんこだわった良いもの」を使うことをおすすめします。
では「とことんこだわった良いもの」はどのように選べば良いのでしょうか?
シャンプーとトリートメントの選び方などをご紹介します。
①シャンプー
市販のシャンプーには、界面活性剤を使用している商品が多くあります。
界面活性剤がすべて悪、というわけではありませんが、洗浄効果が強すぎて、必要な油分や被膜成分まで洗い落としてしまう可能性も否めません。
シャンプーをすればするほど髪が痛むと感じる人は、界面活性剤の入っていないシャンプーを選ぶことから始めた方が良いでしょう。
髪に負荷のかからないボタニカル系のものなど、髪を守るためのシャンプーに切り替えるだけでも、髪にとってプラスの要素を積み重ねることができます。
毎日使うシャンプーだからこそ「髪に優しい成分」にこだわって選びましょう(*‘∀‘)
②トリートメント
セルフトリートメントには、市販のシャンプーやトリートメントを使う人が多いと思います。
でも美容室でのトリートメント代を考えれば、高いシャンプーやトリートメントを使っても、おつりがくるレベルでお得感があります。
髪の毛の外側をケアしたいのか、髪の毛の内側とケアしたいのか、ケアしたいところを考慮して選ぶことが肝心です。
トリートメントは髪の栄養と考え、保湿力やキューティクルを守ることに特化したトリートメントを選ぶことが、セルフトリートメントをするポイントです。
参照:美容室MINX公式サイト-【保存版】美容院トリートメントとホームケア7つの方法
サロントリートメントと毎日のセルフトリートメントで美髪を維持しよう
若々しく、美しい髪を維持するには、美容室でのサロントリートメントやヘッドスパに加えて自宅でのセルフトリートメントがとても効果的である、ということがお分かりになりましたでしょうか?
いつものシャンプーに、ヘッドスパ要素のあるトリートメントをプラスすれば、美容室のサロンのようなトリートメントとヘッドスパのいいとこ取りの効果が実感できることでしょう。
天然由来で、頭皮に優しいことはもちろん、髪に良いものばかり含まれていますので、安心安全で、長く使い続けることができます。
セブンヘッドスパで、日々の効果を確認しながら、若々しく、美しい髪を維持しましょう。