こんにちは!
現役ヨガインストラクターのえりかです♪
ヨガインストラクターの資格を目指そうと考えている方から時々質問されるのがこちら。
また、資格をとったものの「上級者向けのポーズが完璧にできない…」「難しくてできないポーズがあるから」と、実際にヨガインストラクターとして一歩を踏み出せない方も多くいらっしゃるのを知っています。
“できないポーズがあっては、本当にヨガインストラクターとして働くことはできないのか”
今回はそんな疑問について、実際にヨガインストラクターとして働く私がお答えしたいと思います!
目次
“できないポーズ”があるとインストラクターにはなれない?
“できないポーズがあるとインストラクターにはなれないのか?”
結論からお伝えすると、『できないポーズや苦手なポーズがあってもOK』です!
というのも、ヨガは難易度の高いポーズをとることを目的としておこなうものではないから◎
ヨガをおこなうことで「身体にどんな良い影響が起こるのか」「心の変化が起こるのか」一人ひとり目的が違うので、そういった生徒さんの悩みだったり気持ちに寄り添ってあげることがヨガインストラクターに求められているのです!
どんなヨガインストラクターになりたいか方向性を決めると良い
ちなみに、自分がどんなインストラクターになりたくて、どんな人に何を伝えたいのかといったように方向性を決めると良いかと思います。
理由は自分が目指すインストラクター像を明確にすることで、学ぶべきことが変わってくるから。
例えば、リラックス系のヨガを教えたいのなら「陰ヨガ」や「ヨガニードラ」などを学ぶべきですし、アクティブ系のヨガを教えたいとなれば「アシュタンガヨガ」や「パワーヨガ」を学ぶ必要があります。
そのため、もしもあなたがヨガインストラクターとして「難易度の高いポーズを教えたい」や「上級クラスを担当したい」と言う場合は、もちろんそれなりに自分を鍛える必要があるので、“できない”で終わらせてはいけませんよ!
そもそもヨガに通われる方の多くが健康や美容目的!
「難しくてできない」と言われるような上級者向けポーズを教えられるようになることが、ヨガインストラクターのゴールではありません。
そもそも、日本のヨガは健康や美容目的で通われている方が多い傾向にあります。ゆったりとした初心者向けコースが人気なので、難易度の高いポーズを教える機会はそこまで多くないでしょう。
また、最近だと“シニアヨガ”というヨガがシニア層の新しい習い事として人気が出てきています。
筋力アップを目的として通われる方が多いものの、こちらも難易度の高いポーズを教えられるインストラクターが求められているわけではありません。
教えたいヨガクラスがどんなクラスなのか、まずはじっくりと考えてみてくださいね。
できないポーズを無理に習得しようとするのは危険です
実は、わたしにも苦手なポーズやできないポーズはあります。。
ですが、全てのポーズを完璧にできずともヨガインストラクターとして日々働けているのです!!
たしかに、過去には難度が高くてできないポーズを習得しようと、毎日練習に励んだこともあります。そのおかげで、今ではできるようになったポーズも多くありますが、どれだけ頑張っても習得が難しいポーズがあるのも本当です。
わたし自身の経験を元に言えるのは『自分の体を理解してあげる』ということです。
わたしたちの体は皆同じではなくそれぞれ違いがあるので、できることもあればできないこともあります。
ヨガを通して自分自身への理解を深め、自分の体を大切に扱うことの重要さを伝えるのも、ヨガインストラクターの役割りなのではないでしょうか♪
将来的にはできないポーズが少ない方が有利!無理せず成長していこう!
今回はできないポーズがあってもヨガインストラクターとして働けますよというお話をしましたが、これはできないポーズは練習しなくて良いということではないので勘違いしないようにしてください!
習得ポーズが多ければ多いほど、ヨガインストラクターとして生徒さんに教えられる事が増えるので、最初から諦めてしまうのはもったいないです。
むしろ昔はできなかったけど練習してできるようになったポーズというのは最初からできた人と違って「できない→できるようになった」に至るまでのプロセスを生徒さんにわかりやすく伝えることができるのでヨガインストラクターとして強みになります。
ただし、上でもお伝えしたように自分の身体の限界を見極めてその範囲で取り組むようにしてくださいね!
できないポーズがあることをネガティブにとらえず、自信を持ってヨガインストラクターの世界に飛び込んでみましょう♪