数年前から空前のサウナブーム!!
最近は「サ道」「サウナ―」なんて言葉もよく聞くようになりました。
ですが、サウナが苦手という人も多くいますよね。
かく言う私もサウナは少し苦手です。。
サウナに入ってみたけど、息苦しさに耐えられなくてすぐに出てしまった・・・
そんな経験をしたことがある人もいるでしょう。
今回は、サウナでの呼吸が苦しい理由や、同じ高温の環境で行うホットヨガとの違いについて紹介したいと思います!サウナの良さが分からない、そんな人は是非読んでみてください♪
目次
そもそもサウナとは
サウナとは、蒸気浴や熱気浴、つまり蒸し風呂のひとつでフィンランドが発祥とされています。
サウナの基本的な入り方は、
「サウナ浴→水風呂→外気浴」この流れを3〜5回ほど繰り返す「温冷交代浴」です。
サウナの息苦しさもそうですが、この水風呂を苦痛に思う人も多くいるのではないでしょうか。
体が温まっているので余計に冷たく感じてしまうもの・・・入るのにはかなりの勇気が必要ですよね。そんなに頑張ってまでサウナに入りたくない!というのが本音かもしれません(笑)
サウナで呼吸が苦しいと感じる理由
健康効果を期待してサウナにチャレンジしてみたものの、息苦しさで効果を感じられるほどサウナを堪能できないという人もいるでしょう。
どうして、サウナの中は息苦しいと感じるのでしょうか?
日本では、湿度の低いドライサウナが一般的です。
また、温度は80℃から100℃に設定されています。空気は熱によって暖められると膨張するという性質があるのです。温度が高くなればなるほど空気は膨張し、吸い込める酸素量が減ってしまうため息苦しさを感じるのだと言います。
また、熱気で鼻や喉が刺激され痛むことで、呼吸が乱れることも息苦しい理由かもしれませんね。
苦しい人は試してみて!サウナでの正しい呼吸や対策
サウナでは鼻呼吸が推奨されています。
鼻からゆっくりと空気を吸い、口からゆっくりと息を吐きましょう。このときに鼻から4秒息を吸う、4秒息を止める、4秒かけて口から息を吐く「ボックス呼吸法」が有効です。
サウナの熱の刺激によって鼻が痛い、呼吸が苦しいと感じる場合は少し濡らしたタオルを顔に巻いたり、サウナ専用のマスクを着用すると軽減すると言われていますよ。
サウナ前後にはしっかり水分補給を!
サウナは1回のセットで約300~400mlの汗をかくと言われています。3~4回セットを繰り返すとかなりの量の汗をかくものです💦
たっぷり水分をとらないと脱水症状になる危険性があるので入浴前にしっかり水分をとりましょう!!次のセットに入る前にも水分補給を忘れずに。
水分補給が快適なサウナ浴のカギとなりますよ🔑
自分に合うサウナを選ぶ
高温低湿のドライサウナが息苦しく感じるなら湿度の高い、スチームサウナやミストサウナ、本場のフィンランド式サウナのような低音高湿のサウナを選ぶと息苦しさが軽減するかもしれません。
サウナストーンに水をかけて蒸気を発生させるロウリュも一時的に湿度が高くなるのでおすすめです。
ある程度湿度があるサウナは、喉や鼻への負担を抑え呼吸がしやすくなるのでサウナ選びにも注意してみましょう。
「整う」とは?サウナの健康効果
サウナ―じゃない人からすると「整う」と言われても、いまいちピンときませんよね。
一言で説明すると ”心身が整った状態 ”を指すそうです。
「サウナハイ」「サウナトランス」とも呼ばれ、サウナ浴→水風呂→休憩を繰り返すことで訪れる快感、ふわっとした心地よさ、心身が満たされた状態をサウナ―達は「整う」と表現するのだとか!
ただし、頭がグルグル、フワフワするといった状態は「めまい」によるものの可能性もあります。「整う」と「めまい」を勘違いしてしまっている人もいそうで、心配になりました…
では、そんなサウナで得られる健康効果について紹介します。
疲労回復
スポーツや仕事の後には、高温のサウナがおすすめです。
血の巡りが良くなることで、身体のコリがほぐれ、全身のだるさや疲れが取れます。
また、サウナに入ると脳を強制的に休ませることができるので、脳もスッキリとし、決断力や集中力アップ効果も期待できるそうですよ。
快眠
サウナに入ってうまく副交感神経を優位にして身体をリラックスモードにすることで、寝つきがよくなりぐっすりと眠ることができます。また、睡眠の質が上がるので、目覚めもスッキリです!
美肌
サウナに入ると大量に汗をかきます。その汗と一緒に毛穴に詰まっている汚れや余分な皮脂が排出されるため、肌がキレイになると言われているのです。
また、血流が良くなることでターンオーバーが促されます。ターンオーバーとは肌の生まれ変わりであり、新陳代謝のことです。ターンオーバーのサイクルが整うと、肌トラブルが起こりにくくなりますよ。
ストレス解消
サウナにはリラックス効果が期待できます。
ストレスや心が疲れているときは、ぬるめのサウナが効果的だそうです。
血圧低下
サウナの直後は血圧が一時的に上昇しますが、その後血管の拡張により、最高血圧・最低血圧の低下が期待できます。高血圧の人にはうれしい効果ですがサウナ後は徐々に普段の血圧に戻る傾向があります。
サウナの間違った知識も紹介!
「サウナに入るとアルコールが抜ける」なんて言われていますが、コレ間違った知識みたいです!
たくさん汗をかいても、アルコールが早く抜けるということはありません❌
アルコールを摂取すると、一時的に血管が広がり、血圧が低下します。サウナにも同じ作用があるため、ダブルパンチで血圧が下がりすぎて気を失ってしまう危険性があるのです!
また、アルコールが残ったままサウナに入ると転倒してしまったり、眠ってしまって怪我や熱中症になってしまうリスクがあります。飲酒後にサウナに入るのは絶対にやめましょうね。
サウナとホットヨガの違いは?
同じく高温の環境下で行うホットヨガですが、サウナほどの息苦しさを感じる人は少ないのではないでしょうか?
サウナとホットヨガでは何が違うのか、比較してみました!
室内の環境
サウナとホットヨガは、室温に大きな差があります。
🔥 サウナ→ 80℃~100℃
🔥 ホットヨガ→ 30℃~40℃
高温のサウナに15分間以上、長時間入ることは危険です❌
それに対して、ホットヨガは体温に近い温度で、湿度が50〜60%と高いので、呼吸がしやすいのが特長です。サウナに比べて、身体への負担が少ないと言えるでしょう。
そのため、サウナが苦手な人でもホットヨガなら心地よく過ごせるかもしれませんよ♪
運動効果
運動効果は、とうぜん身体を動かすホットヨガの方が高いです。
サウナはジッと座っているだけなので運動効果は得られません。
そんな人にはサウナがおすすめです。
・サウナだと息苦しさを感じる
・身体を柔らかくしたい
・筋力をつけたい
そんな人はホットヨガが向いているでしょう。
美容・健康効果
🔥 サウナ 🔥
- 疲労回復
- ダイエット効果
- 美肌効果
- 冷え性改善効果
- むくみ解消効果
- リラックス効果
- ダイエット効果
- 快眠効果
🔥 ホットヨガ 🔥
- 疲労回復
- ダイエット効果
- 美肌効果
- 冷え性改善効果
- むくみ解消効果
- リラックス効果
- ダイエット効果
- 快眠効果
- 姿勢の改善
- 運動不足の解消
サウナもホットヨガも身体を温めて代謝を上げることによって、内臓機能をアップさせたり、自律神経のバランスを整えてくれるので、同じような効果を得ることができます。
違いとしては、ホットヨガのほうがポーズで姿勢改善や運動不足の解消が期待できるという点です!また、ホットヨガのほうが、より自分と向き合うという要素が大きく、メンタルのバランスを整えてくれます。
男女比
🔥 サウナ 🔥
LINE株式会社が運営するスマートフォン専用のリサーチプラットフォーム「LINEリサーチ」のサウナに関する調査では、男性の6割以上が「サウナ好き」という結果に!
反対に、女性は「どちらかといえば好きではない」「まったく好きではない」を合わせた「好きではない」と答えた人が半数以上で、「好きではない」の割合の方が高いという結果になったそうです。
・恥ずかしい
・熱すぎる
・我慢大会のようで気が引ける
そもそも温泉やスーパー銭湯などに行っても女湯にはサウナがないことも多く、まだまだ女性にとって身近な健康法ではないのかなとも思います。
🔥 ホットヨガ 🔥
反対に、ホットヨガは女性に人気が高いですよね♪
株式会社セブン&アイ出版が実施した「日本のヨガマーケット調査2017」によると、
男女比は女性:男性=7:3と女性の方が多くなっています。
どちらも年齢や性別に関係なく取り組むことができますが、デリケートな女性の身体にはホットヨガの方が適しているため、サウナよりホットヨガに魅力を感じる人が多いのかもしれませんね。
女性に人気なのはホットヨガ!
サウナとホットヨガは共通点が多く、どちらも心身を健康にしてくれるものです。
また、それぞれに違った魅力があるため、一概にどっちのほうが良いとは言えません。
ただ、女性におすすめなのは、やはり身体への刺激が少ないホットヨガではないでしょうか♪