こんにちは!
現役ヨガインストラクターのえりかです😊✨
ホットヨガと言えば「滝汗」のごとく大量の汗をかくイメージがあると思います。
まさにその通りでヨガの中でも高温多湿の環境下で行うホットヨガは、1時間のレッスンで1リットルほどの汗をかくともいわれているのです!
ですが実際に行ってみたないと、どれくらい汗をかくのかイメージしづらいですよね。
「汗をかくことでどんな効果を得られるの?」
「汗をかきすぎるのは逆効果?」
など疑問を持っている方もいらっしゃると思います。
そこで今回はその疑問を解消すべく、何十回、何百回とホットヨガのレッスンで滝汗をかいてきた私の経験をもとに、汗をかくことで得られる効果、汗をかきすぎた際の注意点について解説します。
目次
ホットヨガで大量の汗をかく理由
先ほど申し上げた通り、ホットヨガでは大量の汗をかきます。
それはもう滝のようにたっぷりと…♪
なぜ、そこまでの汗をかけるのでしょうか?
ホットヨガスタジオのレッスンは、30〜40度前後の室温で行います。
また、室内の湿度は50〜65%と非常に高い湿度を保っているのです。
そんな環境のもとで身体を動かすので、滝のような汗をかくのも当然だといえるでしょう。
事実、ヨガインストラクターの私もレッスン後は汗だくになっていますよ♪
もともと汗をかきづらいという人は、他の人と比べるとホットヨガでも汗が出にくいことがあるようです。ですが、ホットヨガを続けていくことで、次第にしっかりと汗をかくようになります。
溶岩ヨガでかく汗は天然の保湿クリーム♪
こういったイメージを持っている方もいると思いますが、安心してください。
ホットヨガでかく汗はとっても質が良いのでべたつく心配はありません。
とくに溶岩ヨガでかく汗は“天然の保湿クリーム”と言われるほどお肌に良い汗をかくことができます。
保湿&美肌効果が高くて、肌を乾燥や細菌から守ってくれるんですよ。
普通のホットヨガよりも良い汗をかける秘密は溶岩にあります。
そもそも汗には、汗腺からの汗と皮脂腺からの汗の2種類に分けられます。
夏などにかくベタベタ汗は汗腺。
一方で皮脂腺からの汗は99%が水分で、ニオイもなくサラサラしているのが特徴です。
ですが皮脂腺はなかなか開くことが難しい…。マラソンなら30キロ走る必要があるほど!
そこで溶岩ヨガの登場です!
溶岩石の遠赤外線で体の芯から自然に温めることで皮脂腺からの汗の分泌を促進してくれます。
最初べたつきを感じても次第にサラサラとした汗に変わります。
そしてこのサラサラ汗が身体の健康やお肌の美容に必要な汗でお肌や髪を保湿ししっとりさせくれる効果があるのです。
だから溶岩ヨガ後にすぐ汗をシャワーで流すのはもったいない!
普通のホットヨガでもサラサラ汗はかけますが、溶岩ヨガの方が良質な汗をかけるので代謝に不安がある方やより美容効果を求める方におすすめです。
汗をかくことで得られる3つの効果
ホットヨガや溶岩ヨガをすることで、大量の汗をかけることはわかったと思います。
続いて、汗をかくことで得られる効果について見ていきましょう。
ちなみに、この項目で解説する効果は、ホットヨガを始めてすぐに得られるわけではありません。
効果をフルに得るためには、最低でも3ヶ月間ホットヨガのレッスンを続けてくださいね♪
効果1.美肌効果
身体に溜まっている老廃物というのは、主に汗や尿からまたは便や髪から排出されます。
そのため日頃から汗をかかない生活を送っていると、老廃物が身体に蓄積して毛穴づまりやニキビの原因に繋がってしまいます。
ホットヨガや溶岩ヨガでかいた汗からは老廃物が排出されるので美肌効果へつながります。
上記のような原因にも効果的といえるでしょう。
また、老廃物が排出されると自律神経を整える作用もあり、睡眠不足の解消など美容に良い生活を送ることができます。
効果2.ダイエット効果
ヨガは血液の巡りを促進させ、体内の基礎代謝を向上させる効果があるためダイエットに有効です。血液の巡りが良くなれば、それだけで基礎代謝を向上させ、体全体の消費カロリーを高めてくれるので痩せやすい体に近づくことができます。
以前の記事でもホットヨガのダイエット効果について紹介しているので、よかったら一読してみてください♪
→『ホットヨガダイエットについて詳しく解説♪』
とはいえ、基礎代謝を向上させるだけ絶対に痩せるというわけではないので注意してくださいね!
あくまで痩せやすい体になるということを覚えておきましょう。
ダイエットはヨガに加えて健康的な食事や睡眠が欠かせませんよ。
→『【ホットヨガ】食事制限なしで成功させるダイエット法!?』
効果3.リフレッシュ効果
大量の汗をかくとリフレッシュ効果が期待できます。
単純に汗をかくのは気持ちがいいですよね。
日頃のストレスや心のもやもやが晴れて、心の老廃物が排出されます。
私もヨガインストラクターを通してストレス発散の効果をとても実感しています♪
事実、『消費者実態調査』のアンケートでは「汗をかくことはストレス発散になる」と、多くの方が回答しているのです。
また、「こんなに汗だくになるまで頑張った!」などと自己肯定感にもつながるはずです。
日頃のストレスを吹き飛ばすためにも、ホットヨガでリフレッシュ効果を得ましょう!
ホットヨガで汗をかきやすくする方法
そう不安に思う方も中にはいるでしょう。
しかし、汗をかきづらい体質はホットヨガで改善できる場合が多いので安心してください!
汗をかきづらい原因は色々ありますが、汗腺の機能低下が主な原因といわれています。
汗腺を活発にすれば解決できますので、その方法を見ていきましょう♪
✔︎汗をかきやすくする2つの方法
- 半身浴or手足高温浴を行う
- ホットヨガを定期的に行う
自宅で半身浴or手足高温浴を行う
半身浴と手足高温浴は、ホットヨガと似たような血液の促進効果が期待でき、全身を温めることで汗腺の改善に繋がります。
血液の巡りが良好になると汗腺が活発になるので、汗をかきやすい体質へと変化していきますよ。
【半身浴】
38°~40℃のぬゆま湯に約20分ほどみぞおちから下のみを湯船に浸けて入浴する。
【手足高温浴】
43〜44℃のお湯を湯船の3分の1ほどためる。
両脚の膝から下と両腕の肘から下を10〜15分ほどお湯につける。
注意すべきは、同じ効果が得られると思いがちな全身浴。
全身浴だと体への負担が非常に大きく体温調整ができないため、汗腺の機能向上効果が薄いといわれています。
なので全身浴を長くやればいいというわけではなく、短い時間で半身浴や手足高温浴を適度に行う方が大切です。
定期的にホットヨガに通う
汗腺の向上するためには、やはりホットヨガを定期的に行う必要があります。
「ホットヨガはやりたいときにやればいいんじゃないの?」と、思う人もいますよね。
しかし、定期的に汗腺の機能を使用しなければ、汗をかきやすい体質へは変化しづらいのです。
汗腺は使用すればするほど、短期間な機能向上が見込めるもの。
そのため、週2回以上はレッスンを行うなど定期的な汗腺の機能向上に取り組むことをおすすめします♪
ホットヨガでたくさん汗をかいた後の注意点
注意点1.熱中症や脱水症状の対策
ホットヨガでは自分が思っていた以上に汗をかきすぎることがあり、熱中症や脱水症状になるリスクがあります。
レッスンは室温38〜40度、湿度55〜65%の高室温・高湿度で行います。
その環境は非常に体温が上がりやすく、自分の想像以上の汗をかくことでしょう。
汗をかきすぎた状態で水分補給等を行わなければ、体内の水分が不足して脱水症状になります。
実際、レッスン中に脱水症状となりレッスンを中断した、という話を何回か聞いたことがあります。
熱中症や脱水症状は入院になる場合もあるので絶対に気をつけましょう。
対応策は、インストラクターからの指示がなくても、レッスン中に水分摂取を行うこと。
そのためレッスン時には、水分が補給しやすいペットボトルや水筒の持参がおすすめです。
注意点2.ニキビなどの吹き出物の対策
注意点2つ目は、汗だくの状態を放置すると細菌が繁殖してニキビなどの吹出物ができてしまうことです。
汗にはほこりや雑菌などが付着しておりデリケートな肌への強い刺激となります。
その刺激から炎症が広がり、肌荒れやニキビとなってしまうのです。
ホットヨガでかく汗はサラサラな汗ですが長時間放置していると肌荒れの原因となるため、ヨガ終わりは軽くタオルなどで拭き取りましょう。
また、痛痒くなる汗かぶれができやすい方はレッスン中もこまめに汗を拭いてください。
注意点3.ヨガ直後の食事
レッスン直後はカロリーの吸収率が高くなるので注意が必要です。
汗の放出とカロリー消費をすると、その反動で吸収率が上がってしまいます。
その状態で暴飲暴食をすると、糖質や脂質を全て吸収してしまいレッスンで消費したカロリーが全て台無しになってしまうのです。
達成感のあまり美味しいものを食べてしまいたくなる気持ち、私にも痛いほどわかります…
ですが、レッスン直後の食事はなるべく控えましょう。
対応策としては、レッスン後の食事は最低でも1時間あけることです。
もし、どうしても食べたい場合には軽食にしましょう。
以前、レッスン前後の食事方法について詳しく書きましたので、そちらを参考にしてください!
→『レッスン前後の食事はどうすればいいのか詳しく解説!』
ホットヨガでかく汗の臭いを抑える方法
そんな悩みを抱えている方に向けてお応えしますね。
おそらく原因は、汗腺のろ過機能の問題だと思います。
汗は汗腺という器官でつくられており、皮膚表面にでるまでの道のりで余計な成分を取り除く『ろ過』をしているのです。
余計な成分を取り除く汗腺のろ過がうまく機能しておらず、匂いの元となる老廃物を多分に含んでしまっています。
ホットヨガを定期的に続けていけば、汗腺のろ過機能が向上し改善できます。
とはいえ、どうしても臭いが気になることもありますよね。
できるかぎり臭いを抑える方法としては、汗をかいたらすぐに拭き取ることです。
汗を放置すると菌が繁殖して臭いが増します。
菌が繁殖する前に汗を拭き取ってしまえば、臭いはさほど気にならなくなるはずです。
また、それでも臭いが気になる方は、防臭クリームをレッスン前につけるのがおすすめです。
ホットヨガの汗に関する良くある3つの質問【Q&A】
ここまで、汗をかきすぎた際の注意点、汗の臭いを抑える方法についてお話しました。
最後に、ヨガインストラクターの私がよく聞かれる質問について、ここで回答していきます♪
Q1.汗だくになるレッスンは週に何回がベスト?
A.週に2〜3回がベストでしょう!
毎日通いたいと思う人もいるかもしれませんが、レッスンのやり過ぎは逆効果となります。
なぜなら、汗をかきすぎると必要な栄養素も排出してしまうためです。
汗はかけば良いというわけではなく、ほどほどがベストだといえます。
また、ホットヨガのレッスンは初心者の方が思ってる以上に大変です。
そのため、レッスンは週に2〜3回がベストだといえます。
Q2.レッスン後の汗処理はどうすればいいの?
A.スタジオにあるシャワーを使って洗い流しましょう!
多くのスタジオにはシャワーが設置されていて自由に使うことができます。
レッスン後は汗だくになっており、湯冷めや肌トラブルにつながる可能性があるので積極的に活用しましょう。
スタジオによってはシャンプーNGやシャンプー・リンスなどアメニティが用意されていない場合もあるので体験時に確認しておくと安心です。
とはいえ、「毎回シャワーを浴びるのはめんどくさい」と感じる方もいますよね。
そんな方は、タオルで汗をしっかり拭いてからスタジオを出ましょう。
Q3.汗をかくのが嫌いな私でもレッスンは続けられるの?
A.正直、その人次第にはなってしまいます。
しかし、ホットヨガは他の運動に比べて継続しやすい運動です。
なぜなら、ホットヨガは集団で行う楽しい運動だからです。
レッスンは汗だくになりキツイと感じることもあるでしょう。
しかし、スタジオのメンバーで一丸となって取り組むので、楽しいと思う場面が必ずあるはずです。
ジョギングなどの運動を継続できない人でも、ホットヨガには続けられる魅力があります♪
まとめ:ホットヨガで大量の汗をかいて理想の自分に近づこう!
この記事では、ホットヨガの汗をかきやすい理由、汗をかくことで得られる効果などについて解説しました。
ホットヨガは、高室温・高湿度でレッスンを行うので、大量の汗をかきやすいです。
その汗をかくことで、美肌効果・ダイエット効果など様々な効果を得られるでしょう。
また、より良質な汗をかきたいという方は溶岩ホットヨガアミーダがおすすめです。
アミーダでは貴重な天然溶岩石を使用しており、ミネラルとマイナスイオンの効果からサラサラした大量の汗をかくことができます。
さらに個人のレベルや一人一人の悩みに適した「パーソナル型サポート」を実地し、1ヶ月ごとにカウンセリングの時間を設けて悩み解決のお手伝いをしてくれるので溶岩ヨガ未経験でも安心して取り組むことができますよ。
アミーダのTikTokでは溶岩ヨガのあれこれやおすすめのポーズなど為になる情報がたくさんアップされているので、ぜひこちらもチェックしてみてくださいね。
ホットヨガはたくさんの素晴らしい効果が得られます。
私もヨガインストラクターを通してとても実感できています。
この記事を読んで、ホットヨガが少しでも気になった方は、ぜひ1度スタジオへ足を運んでみてください♪
3ヶ月後のあなたは、肌の綺麗な健康体になり、理想の体型に近づいていることでしょう!
それでは〜♪
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